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おしゃべりランチ

きままなお昼休みトークbyレンズ豆のスープ

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イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 フィンランド航空 

 

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雪化粧したアルプス山脈。Finnairの窓から

フィンランド航空を初めて利用しましたが、
なかなか良かったです。

北回りなのでヨーロッパまでの所要時間が短い。
もちろん直行便の方が早いですが、
乗り継ぎがあるにしては、早いです。
関空⇔ヘルシンキ⇔ミラノで14.5時間くらい。

機内の環境は他とあまり変わらないと思います。
エコノミーはどこも狭い。
あ、エミレーツはひとまわり広いらしいですね。
エコノミーの機内食は始めから期待していないのですが、
少なくてもちゃんと食べられました。
(日本そばがちょっと変だけど)
朝食のパニーニはむしろ美味しかったくらいです。

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では、何がいいかというと、中継地点の
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
(Helsinki-Vantaan lentoasema)なんです。

日本語のできる空港スタッフが多い!

フィンランド人(明らかに日本人ではない)スタッフで
日本語の堪能な方が要所要所にいて、
日本人と見るや、

「日本の方ですか?こちらのレーンが早いですよ」

とか、

「チップの埋め込まれたパスポートお持ちのかた
いらっしゃいますか~?」

なんて聞いてまわっていて、
入国審査も「日本人用」の窓口を作ってくれていました。

搭乗口までの距離をスタッフに英語で聞いたときも、
フィンランド人と思われるそのスタッフは、
私のパスポートをチラリと見て、

「え~っと、ゆっくり歩くいても7分くらいで
行けますよ。」

…なんて、日本人と話しているのと変わらない
日本語で答えてきました。

気がつくと、

「○○便でローマへご出発の松井様~、
至急搭乗口におこしくださ~い」

と、アナウンス入っているし、
一体ここは外国なのか!?
と疑いたくなる感じでした。

英語が苦手な人、海外旅行に慣れていない人には
すごくいいんじゃないかな。

私が好きな点はもうひとつ。
空港内に、ワインバーやレストラン、カフェが、
充実していて、旅行客がゆったりとくつろいで
時間待ちできるところです。
今回は待ち時間が1時間と短かったのですが、
もう少し長ければ、ワインでも飲みたい気分です。

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もっといい雰囲気のバーやカフェがたくさんありました。写真撮ってなくて残念!


後で「日本とフィンランドの関係」を調べてみたら、
フィンランド人は、日本びいきの人が多い、と書いている人がいました。

フィンランドは、100年くらいロシアの征服下で苦しんでいましたが、
日露戦争で日本がロシアを破ったことをきっかけに、
ロシア革命がおこり、その結果として、
フィンランドも1917年にロシアからの独立を果たしました。
日本のおかげで独立できたと思っている人も多い、というのです。

なるほど、現在もフィンランドで売られている
「トーゴービール」はバルチック艦隊を破った、
東郷平八郎の名前からとっているらしいですものね。

現在の若い人達がどう思っているのかは
わかりませんが、日本語を教える学校も案外多く、
日本のアニメなんかも入ってきているようなので、
違う意味でも日本ブームがあるのかも。

フィンランド航空にはマリメッコ柄の機体や、
ムーミンの絵を描いた機体もあるようです。

ポケモンの飛行機が飛んでいる日本と
感覚も似ているのかもしれませんね。


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category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 ちょっとだけフィレンツェ 

 

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ポンテヴェッキオからの風景

午前中だけフィレンツェにいられるんだけど、
何しようかな、と思っていたら、
ちょうど、サン・ロレンツォ教会の周りで
メルカート・ディ・サン・ロレンツォ(サン・ロレンツォ市場)
をやっていると教えてもらい、
早速出掛けました。

出掛けたといっても、
サン・ロレンツォ教会はホテルから5分。
ドゥオモ広場からもすぐのところにあります。

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確かに大きい市でした。
でも、衣料品とバッグなどの皮製品などがほとんど。
革のジャケットとか靴などは確かに安い!
近所に住んでいたら買いたいものがたくさん。

しかし、私のスーツケースは
行く先々の取引先からいただいた、
お土産やサンプル(ビン詰めばかり)で既にパンパン。
これ以上何も増やせない状態でした。
残念。結局お財布だけ購入。
(ちっちゃいし、いいでしょ?)

本日のカフェはドゥオモからポンテヴェッキオに
行く途中にある、リナシェンテ(デパート)の屋上のカフェ、
LA TERRAZZA。
ここはドゥオモが一望できる穴場です。

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今日はお天気がいいので爽快。
小さなサンドイッチとカプチーノで7ユーロは
ちょっとお値段高めだけど、場所代ですよね。

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カフェのお兄さんも、さっきのメルカートの
おじさんも、「コンニチハ」「アリガトウ」って。
どうしても日本人だとわかってしまうのよね。
特にフィレンツェには日本人がたくさんだし。

スリや置き引きなど、今でも日本人が一番被害に
遭いやすいんですって。
何だか不名誉な感じがしてしまうけど、
良く考えたら、モノをとるほうが、とられる方より
よっぽど不名誉ですね、うん。

ポンテヴェッキオまでお散歩して、
午後、ミラノ行きの電車に乗りました。
来る時はフレッチャロッサ(Freccia rossa)だったけど、
帰りはイタロ(.italo)に乗ってみました。

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ウワサ通り快適。車両がキレイで(2等でも)、
何より素晴らしかったのは、電車に乗る時に
Italoの社員の人が重い荷物を上げてくれた!!
(イタリアの電車はホームと電車の高さに
すごく差があって、2段くらい階段を
登らないと電車にのれません)

降りる時も出口にきて手伝ってくれるのかと
期待しましたが、さすがにそれはなかった。

でも料金もフィレッチャロッサより少し
安かったし良かったです。

明日はもう、日本に帰る日。
もっと長くいて、もっといろいろまわりたい。
でも、夫と息子はちゃんとやってるかしら?
そろそろ、妻・母のありがたみが
身にしみているころでしょう。

仕方がない。大人しく帰るとしましょう。




category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 ピサの斜塔 

 

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ピサの斜塔。

小さい頃から何故か誰でも知っている
有名な鐘楼。
世界文化遺産です。

なぜ、そんなに有名なの?
もちろん傾いているからでしょう。

傾いて壊れたり、危険で壊したりした
建造物は数多くあると思うけど、
なにせ、ピサの斜塔は傾いたまま
バランスを保っている不思議な塔。

建設が始まった1173年に既に傾き初めていて、
それに気付きながら200年間工事を続けてしまうなんて、
すごいですね~。
誰も止めなかったんだ。

知ってました?
一番上のパーツだけ、地面に対して
水平なんだそうです。

なんだそれ?

さすがに誰かが
「ちょっとまずくない?最後だけでも
帳尻合わせておいたほうが良くない?」
なんて、言ったのでしょうか?

お金がかかることを理由に、
安定化対策を渋っていたイタリア政府だけれど、
だんだん傾斜がきつくなり、
1993年にとうとう工事をしたので、
今後、200年~300年は倒壊の危険はないそうです。

それでもやはり間近に見るとかなり傾いています。
あまり近寄りたくない感じ。
耐震とかどうなっているの?
まさか免震構造とかにはなっていないと思うし。

ピサ市は、この斜塔を抱えているので、
安定化工事等で、財政がいつも苦しいのだとか。
観光収入と相殺しても持ち出しになるくらい
お金のかかる世界文化遺産なんでしょうか?

でも“たまたま、こうなっちゃいました”的な
世界文化遺産、ピサの斜塔。
維持してほしいです。

だっておもしろいもん。



category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 ペルージャ 

 

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取引を考えている会社が
たまたまペルージャにあるという理由で、
ペルージャを訪れました。

予備知識ゼロ。

「確かサッカーの中田英寿選手がいた町だったな」
くらいしか知りませんでした。

日曜日だし、ミラノから電車で移動して、
予定などたてず、
午後はひとりでのんびり過ごそうかな、と。

ガイドブックも何も持っていなかったけれど、
誰かと約束があるわけでもなし、
行きあたりばったりも楽しいものです。

車でも、ナビに指示されながら行くのが
あまり好きではありません。
時間さえあれば、軽く迷いながら
何とかたどり着くくらいのほうが、楽しめます。

ペルージャはそんなふうに、
気ままに過ごすのに、ちょうどいい感じでした。

小さい町だし、城壁内部(Centro)は観光地なので
賑やかで、ひとりでも寂しくありません。
ふらふら歩いていても「見どころ」にぶつかる(笑)し、
ご飯を食べたり、ひと休みするカフェにも困らない。

ペルージャの駅から、旧市街のチェントロまでは、
遠隔操作で動く小さい電車、ミニメトロで。
ミニメトロが便利でかわいくて、一目で気に入りました。

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ミニメトロの車両(上)と洞窟みたいなチェントロの出口(下)

丘をくりぬいたトンネルの中を、
鉱山のトロッコみたいに走ります。楽しい!
Pincetto駅は丘の中腹にあって、
街に行くには、またまたトンネルの中を
長いエスカレータで登らなくてはなりません。
でもそれも楽しい!!

ウンブリアというと牧歌的なイメージ。
確かに、城壁の外側はひろびろとして
のどかな感じですが、チェントロはさすが
永い歴史の重みを感じさせる雰囲気に満ちています。

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さらりと「エトルリア時代からの歴史」と
いいますが、紀元前8世紀からの話ですからね。
古代ローマの水道橋も残っていたりするんですからね。
すごいな~。

ホテルで地図をもらって、
『11月4日広場Piazza 4 Novembre』に。
ありました、ペルージャのシンボル『大噴水Fontana Maggiore』。
『サン・ロレンツォ大聖堂Cattedrale di S.Lorenzo』や
3階が国立ウンブリア美術館になっている
『プリオーリ宮殿Palazzo dei Priori』…

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歴史的な建造物もいいけれど、
テントのお店がたくさんでていて楽しかった。
お祭りみたい。

お土産ものやアクセサリーなども多いのですが、
さすがペルージャと思わせる、
チーズやハムやパンなど食材のテントが
なかなかの迫力でした。

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チーズもこれだけそのまま積んであると、
臭いも、ど迫力~!!


雨が降ってきましたが、気にせず、
お店を見て回ったり、バールでひとやすみしたり
景色をみたり、何だかとても贅沢な時間。

ヴァンヌッチ通りを歩いていたら、
魅力的なカフェが目にとまりました。
とても古い。
きっと歴史があるカフェじゃないかしら。
あとで調べるとして、とりあえず入ってみよう。

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ウィンドウには可愛らしいケーキが並び、
ガラスケースに色とりどりのキャンディが
入っているかと思うと、奥の壁にはお酒の瓶がずらり。
年配の人が多いかな?
あれ?でも子供もいるんだ。

リンゴのタルトとエスプレッソをいただきました。

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私、普段はコーヒーはブラックなんですが、
まわりに影響されやすいタイプなので、
イタリア人の真似してお砂糖をたっぷり。
あ、タルトがあるから今回は入れなきゃよかった。

カップチーノも。
日本ではめったに飲まないのに、
イタリアでは毎朝2杯くらい飲んでしまう。
これが旅行中太った原因かな?
あ、これだけじゃないですね、圧倒的に食べすぎね。

思い思いにカフェタイムを楽しむ人々。
コーヒーの香りに包まれると、
ものすご~く落ち着くのです。
いいな、このカフェ。

後で調べたら、
ペルージャで一番古い、1860年開店の
「サンドリ(Sandri)」というお店でした。
昔は芸術家が集うお店だったそうです。
なるほど。

ペルージャには外国人大学があって、
実は、若者の町なんですね。
そのせいか、飲食店もカジュアル店が多いんです。

毎日ワインばかり飲んでいたから、
今日はビールにしよう。
夕飯はビールとチキンの煮込み。

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雨がひどくなってきたけれど、
人々はかまわず観光中。
雨も似合う町だな~。

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温かいお風呂に入って寝よう。
…と思ったら、お湯ぬる~い!

ま、いいか。部屋暖かいし。

イタリア広場に面している部屋なので、
外はまだ観光客が騒がしいけれど、
クラシックな部屋の二重窓を閉め、
心地よい静寂の中で私はすぐに眠りに落ちました。


category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 ベルガモ(ロンバルディア) 

 

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「イタリアに住むとしたら、
絶対ベルガモがいい」と
私の一番下の妹は以前からそう言っています。

今回、ベルガモに初めて行ってみて、
なるほどその気持ち、私にもわかります。

ベルガモは人口12万人の小さな町ですが、
中世の雰囲気を残した街並みが美しい、
観光地としても高い人気を誇る町。
観光地ですが、不思議と落ち着いた雰囲気の町です。
ミラノから電車で1時間。
日帰り観光もできますね。

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丘の上の城塞都市のようなベルガモ・アルタと
丘の下に拡がるベルガモ・バッサ。

新市街の駅からベルガモ・アルタを見上げると、
その幻想的で美しい姿に圧倒されます。

ベルガモ・バッサの中心に住んでいる
友人、フラヴィアの家に泊めてもらい、
翌日午前はワイナリー見学、そして
午後はベルガモ・アルタの観光をしました。

ベルガモ・アルタに行くのにはロープウェーが便利。
下から見上げるベルガモ・アルタも素晴らしいのですが、
アルタ側から見下ろすベルガモ・バッサもまた、
美しい眺めです。
うん、どこから見ても美しい町。

ベルガモ・アルタは13世紀から16世紀の
ヴェネチア共和国時代に建てられたもの。
それほど広くないので、歩いてまわれると思います。
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でも、あまり時間のない私たちは
サンタ・マリア・マッジョーレ教会と
コッレオーニ礼拝堂だけを見ました。
この二つは、ロンバルディア・ルネッサンスを
代表する荘厳な建築として有名。
コッレオーニ礼拝堂の複雑な装飾が施されたファサードの
美しさに思わず息をのみます。

コッレオーニ礼拝堂は、ヴェネチアの傭兵隊長として
活躍した英雄であり、ベルガモの領主でもあった
バルトロメーオ・コッレオーニの遺体が安置されている礼拝堂です。

さてこの話、知っている人もいると思いますが、
観光ガイドには書いていない話。

「バルトロメーオ・コッレオーニは、睾丸を3つ持っていた!」
私はフラヴィアから、そうききました。
それが自慢で(!?)彼は家の紋章を3つの玉のマークに
してしまったのだそうです。
あらま、ホントだ。
「これに触ると幸運がもたらされると言われているのよ。」
そう言われたら、触って帰りますよね。
どおりで、紋章のその部分がテカテカ光っています。

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さて、幸運をお願いしたあとは、一休み。
創業1476年のカフェでお茶しましょう。
ヴェッキア広場近くの『CAFFE DEL TASSO』。
1476年というと日本はまだ室町時代。戦国の世ですね。

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そんなときからCAFFE DEL TASSOでは、
こんなふうに人々があま~いホットチョコレートを
飲んで温まったりしていたのかしら?

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歴史があるだけでなく、
お洒落で落ち着いたベルガモの町。
次は観光でゆっくり見てまわりたいな。


category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅6 チェーチナ第二部 *できれば第一部から読んでください 

 

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『アルモニオーロ』は、EUが定める厳しい基準の有機認証、
「ユーロリーフ」を取得しています。
土壌検査、化学物質検査そしてもちろん、出来上がった
オイルも詳しく検査されるようです。

ただ、ロミーナに言わせると、
「有機の認証なんて簡単。だって、
ずっと有機でやってきたんだもの。」ということ。

「外国との取引で「認証は受けているか」と
しつこく聞かれるし、「認証をとってほしい」と
言われるのでとったのよ。」
と、さらりと言っていました。

なるほど。周りが気にしだしたずっと前から、
有機の良さを認識し、三代にわたって研究してきた
一家だから語れる、重みのある言葉ですね。

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畑を歩きながらふと目に止まるのは、
リンゴの木だったり、ローズマリーだったり。
「ああ、あのリンゴの木は勝手に生えて来たのよ。
ローズマリーはね、植えてみたら、
なんとその近くのオリーブに、
ローズマリーの香りの実がなるようになったのよ。」

へぇ~、ほんとに楽しい畑です。

さて、畑の見学を終えて、搾油所へ。

第一印象は「キレイ。掃除が行き届いている」。

この時期毎日のように使っているはずの搾油機も、
床も壁もピカピカなんです。
そのことを言うと、ロミーナは

「そりゃそうよ。搾油所の空気が汚れていると、
できたオイルに変なにおいがついてしまうじゃない?」

さすが!徹底した管理です。

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搾油はもちろんコールドプレス。
しかも温度は27度。
コールドプレスの中でもかなり低いほうです。

そして摺つぶした後の撹拌は30分。
撹拌時間は長いほど、たくさんオイルが取れます。
1時間~2時間撹拌するところも多いのですが、
ここではオイルの質をキープするため、
たった30分の撹拌でやめています。

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こうやってこだわって作った結果が
一般のものよりビタミンEが5倍近く多い
オリーブオイル、『アルモニオーロ』なんですね。
お見事!!
120トンのオリーブから取れるオイルは
たった10トンなんです。

またしても、私のために特別に
少しだけ搾油してくれました。

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そして味見タ~イム!
さっき収穫していたオリーブ。
できたてのノヴェッロです。

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用意してくれていたパンにかけていただきます。
フレッシュで美味しい!
しかし、ロミーナさん曰く、

「これはまだ少し辛すぎ。今収穫しているオイルが
一番いい状態になるのは1月頃。それまで待った方が
美味しく食べられる。」

わかりました。
仕入れは1月にしましょう。

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●アルモニオーロのページはこちら


それからもうひとつ美味しい発見が。

ロミーナが出してくれたのは、
特製の「オリーブペースト」。

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商品名は「crema di olive」(オリーブクリーム)
これを作るために特別に栽培したオリーブを使っています。
収穫をわざと遅らせて、少し縮んだオリーブを
使うんだそうです。
そうすることで、オリーブの風味が凝縮し
美味しいオリーブペーストになるのです。
ワインでいえば貴腐ワインみたいですね。

さて、見学の後は遅めのランチ。
ロミーナが
「地元の美味しいワインがそろっている
レストランに行きましょう。」
とランチに誘ってくれました。

「地元」と言っても車で少し走り、ついたところは
何と何と、あのボルゲリだったんです~!!!

ボルゲリといえば、ワインのスーパータスカンで
あまりにも有名な町。
「Sassicaia・サッシカイア」と「Ornellaia・オルネライア」
は特に有名になってしまって、地元でも買えないほどらしいです。

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1970年代にスーパータスカンで有名になりましたが
実はワイン作りの歴史は紀元前のエトルリア時代から
はじまっているとか。

でもびっくりするほど小さな町。そして人が少なく静かです。
ロミーナが連れて行ってくれたのは
地元でもワインの種類が豊富なことで有名な
レストラン「Enoteca Tognoni(エノテカ・トニョ-ニ)」でした。

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中に入ると同時に他のお客さんから、
「ロミーナ!」と声がかかり、ひとしきり挨拶。
私のことも紹介してくれました。
地元のワイナリーの方達の食事を兼ねた会合のようでした。
さすが、何代もこの地で頑張っている生産者の方々、
お互い、とても尊敬しあって、いい関係を
築いているんだろうな…(想像ですが、絶対そう…)

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どおりで美味しいはずです。ワインもお料理も。
こちらはどのワインもグラスで飲めるので、
夢見心地で美味しいワインをいただき、
ワインの名前も、レ・マッキオーレの
Paleo(パレオ)以外すっかり忘れました。。。
因みにロミーナのオリーブオイルもこの店で
使われているんですよ。
すごい!!

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お料理はトスカーナなので、肉料理。
チーズや、CINTA(有名なシエナの豚)の生ハム、
雉のラビオリとイノシシの煮込みをいただきました。
どれも、素晴らしいお味。
さすが地元のワインに合う合う合う!

有名な糸杉の並木道もステキでした。

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オリーブ畑の見学に来て、
こんなすばらしいオマケって、あり?

夕食が入らないくらい、食べさせられました。
彼女も、もてなし好きのイタリア人のひとりのようですね。
「もうムリです。降参です。」と
こちらが敗北宣言を出すまで、食べさせられます。

翌朝まで苦しかったけど、
でも、1年で一番忙しいこの時期、
長時間お付き合いいただいた、ロミーナさん。
本当にありがとうございました。

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新油が美味しくなる1月。
首を長くして待っていま~す

イタリアの生産者を訪ねる旅7 番外編へつづく

category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅5 チェーチナ(トスカーナ)第一部 

 

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私、北海道育ちなんですが、
どこまでも広いトスカーナの丘陵を眺めて、
思い出すのはやはり、故郷北海道の風景です。

やっぱりいいな~、広いのは。

こ~んな広いところで、オリーブオイル農場の
跡取りとして育ったら、こんなふうに
大らかな性格になるのかな、と思わせるのが、
今回の訪問先、サルバドーリ家の4代目ロミーナさん。

並々ならぬ情熱でオリーブオイル栽培に取り組んでいて、
きっとそのせいで、いろいろ忘れっぽいく、
今回のアポも直前まで日にちを間違っていたようで、
危うくお会いできないところだったんです。

彼女のお母さん(社長の奥さまですが)に言わせると、
「ロミーナは恋しているから。ごめんなさいね」

こちらでは、ぼんやりしている人のこと、
「恋してる」と表現するんですね。おもしろい。

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こちらが“恋する”ロミーナさん。この農場の次期経営者です

サルバトーリ家の畑は全部で100ヘクタール。
全部オリーブ畑です。
ロミーナさんのお父さんで3代目。ロミーナさんは
現在営業担当ですが、お父様の後を継いで
経営者になるべく勉強中とのことです。

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推定樹齢100年以上のオリーブの木。サルバトーリ家の畑にはこんなのが何本も。

この農場はお爺さんの代から有機栽培で
オリーブを育てています。
一時は生産量を上げようとしたこともあるようですが、
お父さんの代で方向修正。
以降は一貫して、量より質を優先。
有機栽培で最高品質のオリーブを
作ることに専念してきました。

案内してもらったのは、いくつかある畑のうち、
搾油所の隣にある10ヘクタールの畑。
一部では収穫も行われていました。

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まず、オリーブの木と木の間隔がかなり
広いのに驚きました。
5m以上は開けているそうです。

そして木々の間に何やら、巨大生物のウ○チのような
ものが敷き詰められている!!

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…失礼しました。これは、オリーブを絞った搾りかす。
オリーブ自体がオリーブの良質な肥料になるのです。
なるほど臭いはオリーブそのもの。
ロミーナが枯れ木で中をほじくり出すと、
オリーブのグリーンがでてきました。

それから、刈られてそのまま放置された雑草。
「これが微生物に分解されて、自然の肥料になるのよ。」
とロミーナがつまんだ枯れ草の裏にはなるほど、
栄養のありそうなほこほこっとした土がついていました。

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もうひとつの肥料は羊の堆肥。
羊は化学物質の餌では育たない動物。
だからこそ、放牧で自然の草だけを食べた羊の
糞だけをつかった堆肥を使っているんだそうです。
オリーブ搾りかすと同じように、木と木の間にダ~と敷きます。

オリーブの根は縦ではなく、横に伸びるタイプ。
オリーブの木は地下で横に伸びた根で栄養をとりにきます。

虫の害は?
大丈夫。海からの風が常に吹いているこの辺りでは、
風に塩分が含まれています。
オリーブの実のまわりに塩が薄くコーティングされるので、
虫は寄ってこないのだそうです。
まったく、うまくできているものですね。

でも、一番驚いたのは、1つの木からの収穫は
2年に1回と聞いたときですね。
初めて聞いた話だったので。

オリーブが実をつけるサイクルは実は1年ごと。
今年実がなった枝は翌年は実をつけないらしいです。
なので本来は1年ごとに表作(収穫量が多い年)と
裏作(少ない年)がある植物なのですが、
実の少ない年でも、品質が落ちる訳ではないので、
普通は収穫するんですね。
でも、ロミーナのところは「木を十分休ませるために」
その木からは収穫しないのだそうです。
大事にされてます、オリーブの木たち!

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大事に育てられてたわわに実っているオリーブの実


できたオイルの質の高さは
ビタミンEの含有量をきいた時に確信しました。

一般的なオリーブオイルのビタミンE量は
1kgあたり約100mg。それがなんと、
こちらのオリーブオイル、『アルモニオーロ』の
ビタミンE含有量は約5倍近い480mgもあるそうです。

ビタミンEは皆さまご存じかと思いますが、
老化の原因となる活性酸素を抑える働き
抗酸化作用)で注目されています。
特に、オリーブオイルのビタミンEは
抗酸化作用が高いとされるα-トコフェロール体
形になっているので効果が期待されます。

そのビタミンEが4.8倍。
これをきいて、本当にこのオイルを選んで
良かったと思いました。
「早く皆さんにお伝えしたい」と思いました。
特別な薬やタブレットではなく、日々使うオイルで
健康になる、老化を防ぐ、が理想だと思っていますので。

有機栽培オリーブオイル、『アルモニオーロ』
ぜひ、使ってみてください!
(思わず宣伝になってしまいました。)

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●アルモニオーロのページはこちら


さて、『アルモニオーロ』のビックリはまだ
あるのですが、長くなったので一旦切って、
第二部に続く、としましょう。

イタリアの生産者を訪ねる旅6 チェーチナ(第二部)につづく

category: イタリア

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イタリアの生産者を訪ねる旅4 ペルージャ(Perugia) 

 

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今度はペルージャ。ミラノ中央駅から南に向かいます。

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フレッチャロッサ(Frecciarossa)で
フィレンツェまで1時間40分。
ローカル線に乗り換えて、2時間でペルージャ到着。

トラジメーノ湖の横をかすめて走るローカル線、
のどかな景色を眺めているうちに、
ちょっと疲れがでたのかな~。
不覚にも居眠りをしてしまいました!
でもおかげでペルージャ駅では
気持ちよ~く目覚めました(笑)

ホテルは丘の上の旧市街。
電話して行き方をたずねると、
「ミニメトロできてください」とのこと。

このミニメトロがかわいくて、便利で
すっかり気に入ってしまいました。
ちっちゃいゴンドラのようなモノレールで、
数珠つなぎのように後から後からどんどん来るんです。
しかも、中は真っ赤なんですよ。
かわいい!

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ペルージャでの訪問先は、
いろいろな種類の食用油を作っている会社です。

待ち合わせ場所に来てくれた担当者は、
アジア向け輸出担当のチン・ティン・リンさん。
台湾出身のキュートな感じの女性です。
イタリア人のご主人とはイギリスの大学で
出会ったそうで、イタリアはまだ3年。
それにしてはイタリア語が上手でうらやましい!!

この会社は原材料にこだわって、
体にいいオイルを作るという目的で作られた会社。
たくさんの種類の有機栽培のナッツや植物から
食用油を作っています。

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畑に囲まれたペルージャの郊外で、一部を除き、
ほとんどの原材料を自社の畑で栽培しているんです。

会社の事務所でオイルを試食させてもらいました。

オリーブオイルのテイスティングと同じように、
少量のオイルをカップに入れ、手で包みこんで温めます。
こうすることで、オイルの風味が際立ちます。
それをほんの少し口に含んで舌で転がして
味を見ながらすするのです。
薬師丸浩子さん似のチン・ティンが
お手本でやって見せてくれました。

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クルミやヘーゼルナッツ、アーモンド、かぼちゃの種などなど。
うん。どれも個性があってなかなか美味しい。

オリーブは収穫後すぐに搾油するのが特徴ですが、
シード系のオイルは、原料が種子の状態で
保存可能な点が大きく違います。

ただそれだけに、種子の保存状態の管理には
神経を使っており、入荷した種子の状態は
検査担当の女性が常に詳しくチェックしています。

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出荷用の倉庫があまり大きくない理由は
注文が入ってから、材料を調達し
搾油してすぐにできたてのオイル出荷するから。
それがこちらの会社のポリシーだそうです。

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チン・ティンはアジアの国々に行って、
営業活動しているのですが、アジアの国々でも、
健康効果が期待されるオイルが
よく売れるようになってきているらしいです。
油は必須栄養素のひとつ。
質の良い油を摂ることは大切だと私も考えています。

見学の後は、お楽しみランチタイム。
チン・ティンが連れて行ってくれたのは、
地元の名物料理、サルシッチャのサンドイッチ
“TORTA AL SALSICHA”の美味しいお店。
サルシッチャは豚肉の生ソーセージですが、
こちらではそれを軽く燻製にしたものを、
ピッツァ生地にはさんでオーブンで焼いているんです。
トラジメーノ湖を眺めながら美味しくいただきました。

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帰りはペルージャからではなく、
訪問先の会社に近い小さな駅、Magioneから
電車に乗りました。
バールしかない、本当に小さな駅です。
切符もバールのおばちゃんから買います。
駅兼バールには電車を待っている風な人と
カフェを飲んでいるだけ風な人が2~3ずついるだけ。

バールのおばちゃんはこんどの電車が
1番線に着くのか、2番線につくのかも
把握していない様子。
まあ駅員さんではないし、エスプレッソ出すのに
忙しいので仕方ないですね。

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Magione駅。駅名はどこにも書いていなくてただ「バール、駅」とだけ書いてあります

「電車がついてから確かめたらどお?」と
言われましたが、確かにそれで大丈夫でした。
ゆるゆると到着した電車はたっぷり停車時間をとり、
またゆるゆると出発したのでした。

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日曜日の午後に散策したペルージャの旧市街の
お話は改めて。第6回あたりでしますね!

イタリアの生産者を訪ねる旅5 チェーチナ(トスカーナ)につづく

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イタリアの生産者を訪ねる旅2 アヴァンツィ 

 

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ガルダ湖を遠くに臨む丘の上に立ったら、
11月だというのに、ぽかぽかと暖かい日差しが
頭や肩に降り注ぎ、幸せな気分に包まれました。

すぐ下に見えているのは
アヴァンツィ社のオリーブ畑とブドウ畑、
その間に挟まれるように立っている美しいヴィラは
結婚式やパーティなどができる建物ですが、
季節はずれの今はひっそりしています。

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ここへ私たちを連れて来てくれたのは、
アヴァンツィ社の御曹司、ニコラさん。
親切できさくな感じの青年です。
仕事ばかりしていて、彼女に振られたばかりだって。
イタリアの女性は仕事ばかりしている人はダメなのかしら。
優しそうだし真面目そうだし、その上御曹司なのにねぇ。

アヴァンツィ社のすてきなサイトは
彼が自ら制作しているとのこと。
お互い、サイト作りの難しさや更新の大変さなど語りました。
「トラノイのサイトもなかなかいいよ」
と褒めてくれましたよ。

今朝ははりきって、ミラノ発7時半に電車に乗りました。
約2時間で着くデセンツァーノ・デル・ガルーダ駅は
ガルダ湖観光の拠点駅。
小さいけれど感じのいい駅です。

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ガルダ湖周辺はイタリアのオリーブ産地としては最北端。
たまたま北のドロミテ渓谷が壁になってアルプスからの
冷たい風を防ぐために地中海性気候の様に温暖なんだって。
それで有名人、著名人の別荘も多いのね。

それにしてもいいお天気です。

アヴァンツィ社はガルダ湖周辺に約80ヘクタールの土地を持ち、
そのうちの25ヘクタールがオリーブ畑です。
そのオリーブ畑のひとつ、ガルダ湖から近い場所にある畑で、
ちょうど収穫をするというので、
私たちは、駅からその現場へ直行しました。

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オリーブの木の下にネットを敷き詰め、
イタリア語で「腕」という名前のついている
パタパタ動く電動式熊手のような専用機械で
オリーブの実をネットに落とします。

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ガルダDOPの認定を受けているアヴァンツィ社ですが、
認定を受けたあとも、常に厳しいチェックを怠りません。
土壌の担当とオリーブの木自体の担当、
二人の科学者に分析をお願いし、
自然環境の変化に合わせて微調整を行なっています。

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虫が少なく殺虫剤も必要としないガルダですが、
今年は特に虫が少なく、質の良いオリーブができたそうです。
DOPの認定前の事前検査では酸度が0.09以下という
すばらしい結果もでているようで期待できます。
新油が出荷されるのは12月末。待ちきれませんね。
(昨年収穫のオイルは当店でも既に完売しています。
12月末に新油が発売になり次第、輸入しますので、どうぞお楽しみに)


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●DOPガルダ・ブレッシャーノのページはこちら


敷地内には自社の搾油所、ワインの醸造所、カンティーナ、
ショップ、さっき連れて行ってもらった丘の上のヴィラ、
レストラン、ビールの醸造所などがあり、
ちょっとしたアミューズメントパークのようです。
ヴィラの横の古い教会も何百年も前からある本物、
というところが、さすがイタリアです。

アヴァンツィ社では最近、新しい搾油機を導入。
清潔に管理された明るい工場ではたくさんの従業員が働いていて、
私のためにわざわざ機械を止めて説明してくれました。

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最新の機械を持っているので、自社のオイルだけでなく、
他社のオリーブの搾油も請け負っているんです。

「さぁ、ランチにしよう」というと
ニコラさんはオープン前のレストランを開けて、
ワインとオリーブオイルに合う料理を
振舞ってくださいました。

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彼が振舞ってくれたのは薄切りのローストビーフ。
これにオリーブオイルが何ともピッタリ合うんです!
さすが作り手!!
ローストビーフの微妙な味を壊すことなく、かといって、
オリーブオイルの味が勝ってしまうこともなく、
絶妙なハーモニーでした。
ご購入いただいた皆様、お薦めです!!!

普段は牛肉を好まない妹が、私より先にペロリと
平らげていたのには驚きました。

ワインつきのフルコースをいただいた後は、
ワインのカンティーナ見学。
工場の地下が全部カンティーナになっていて、
その広さにびっくり。
うかうかしていると、迷子になりそうです。

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でも、素敵ですよ~。
単なる蔵ではなく、昔のワイン作りの道具が展示されていたり、
家族やブドウ畑の写真が飾られていたり、
『家族の部屋』とニコラさんが呼んでいる、
ブドウ作りの記録とヴィンテージのサンプルが
貯蔵されている小部屋があったり。

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“家族の部屋”について説明してくれるニコラさん。ニコラさんの向こうが“家族の部屋”

ここに入ると、満ち足りた雰囲気に包まれ、
この家族が長い年月をかけて作り上げてきた
この豊かな空間に、一時でもいられることに
感謝したいような気持ちになりました。

お忙しい中、朝から夕方までびっちり
お付き合いいただいた、ニコラさん。
ありがとうございました。新油が本当に楽しみです。
早く新しい恋人ができますように!

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イタリアの生産者を訪ねる旅③ ラ・ロケッタへつづく

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イタリアの生産者を訪ねる旅1 イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ 

 

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ミラノの中央駅からインターシティーの電車で
ジェノヴァ方面に2時間ちょっと。
サボナの駅でリグーリア湾の海岸沿いを走る
ローカル線に乗り換えて1時間弱で
アンドーラという町につきます。

この辺はヨーロッパでも人気のリゾート地。
温暖で海も素晴らしくきれい。
海沿いには、小さいけれど品のいい、
雰囲気のあるホテルが立ち並びます。
夏はたくさんの観光客で賑わうのですが、
さすがにこの季節はひっそりしています。

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夏場でも日本人は少ないそうですが、
イタリアの観光地は見つくしてしまって、
「イタリア人のバカンスみたいにのんびり海辺で過ごしたい」
という方にはおすすめです。

ここアンドーラに会社とショップをもつ、
イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ社は
おととしお父さんから経営を継いだ
アメデオさんを中心にした家族経営のオリーブ農場です。

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イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィのショップにて。
左から私の妹、社長のアメデオ、私、アメデオのお母さん。
アメデオは身長2m。もとサッカー選手で日本に遠征したこともあるんです


トラノイで人気のエクストラバージンオリーブオイル、
『DOPリヴィエラ・リグレ』の生産者が彼らなのです。
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DOPリヴィエラリグレ
ただいま2012年の新油予約受付中です!

アメデオのお爺さんの代からの、オリーブ農園。
家族みんなで力を合わせて、本当に良く働く人たちです。
いやいや、ホント働きますよイタリア人。
まじめに働かないイメージ、誰がつくったの???

オリーブ畑とひとくちに言っても、
品種や地方によって栽培の仕方はそれぞれ。

湾にそった細長い形のリグーリア州では、
少ない土地を最大限に利用する方法として
山の斜面の段々畑にオリーブを植えています。

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高度によって温度差があるために、
オリーブの熟成に差がでるのがここの特徴です。
イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ社でも、
11月中旬~1月一杯までの期間、
オリーブの大きさ、熟れ具合を見ながら
何回も収穫を繰り返すのです。

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アメデオとアメデオがオリーブの生育の
管理をお願いしている、オリーブのスペシャリスト、
シモーヌさんにオリーブ畑に連れて行ってもらいました。

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左がシモーヌさん。白ワイン用の葡萄も作っています。
お互い協力して品質向上に努めているんです。二人とも先代からの付き合いだそうです


11月と言えばイタリアは日本の梅雨のような雨の季節。
この日は、朝から天気は下り坂で、オリーブ畑で雨が降り出し、
隣町の搾油所の見学の時には、外はほとんど嵐でした。

でも、搾油所では、今はあまり使われなくなった
伝統的な石臼での搾油を見れたし、
ペストなどの瓶詰めをする作業場も見学、
次の商品開発の話も聞けて、
当店の新商品の企画の話もできました。

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これが伝統的な石臼。これでオリーブを種ごとすり潰すのが最初の工程。作業場内はオリーブの香りでむせかえりそうです

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ペストを瓶詰めにする機械

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新商品企画会議。私の隣は先代社長のポンペオさん

3日間、私たちに付き合ってくれた、
Di Latte家の人達に本当に感謝。

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イタリア人はただでさえ、もてなし好きですが、
Di Latte家の人達は格別です。
家族総出で暖かく迎えてくれて、
ご家族の歴史や、生活や、リグーリアのこと、
アンドーラのこと、オリーブ作りへの情熱など、
丁寧に語ってくれました。

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これはポンペオさんが書いたDi Latte家の歴史の本。表紙はポンペオのお父さん。
自分の家族や郷土を愛し、誇りをもっているところがイタリア人のいいところだな、と思います。
代々語り継がれるかと思うと下手なことできないですものね(笑


たまたま休暇が取れて、私の旅の前半に同行した妹も
感激して、別れる時には
「自分の家族みたいな気がする」
と言って涙ぐんでいました。

絶対また来ることを約束して、
駅まで見送ってくれたDi Latte家の人達と別れ、
アンドーラを後にしました。

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電車は発車時刻が大幅に遅れ、乗り継ぎに絶対間に合わない!
…と思った私はまだまだイタリア通とはいえません。
乗り継ぐ電車もタイミングを合わせるかのように遅れ、
人々は何もなかったかのように、
遅れた電車から遅れた電車に乗り継ぐ、そんなサボナの駅でした。

イタリアの生産者を訪ねる旅②につづく

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