<-- OGP -->;

おしゃべりランチ

きままなお昼休みトークbyレンズ豆のスープ

スポンサーサイト 

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

△top

<ワインセミナーの備忘録>グランディ・マルキ協会のセミナー 

 

2

ちょっと前(11月20日)になりますが、
『グランディ・マルキ協会ワイン・テイスティング・セミナー』
に行って来ました。

会場は大阪梅田のザ・リッツ・カールトン。
ワインのセミナーや試飲会は、
東京に比べると、やはり少ないので、
「機会を逃さず参加しなくちゃ。」
…ということで、抽選に外れたけれど、
「キャンセル待ち」していたら案の定入れてくれました。

4

今回のセミナーは対象がイタリア全土の
各地のワインだったので、勉強中の私としては
とてもいい機会でした。

セミナーでのサンプルは15種類。
かなり多い方です。
全部飲んでいると、酔っぱらって、
どれも美味しく思えてくる現象が起こる
危険性あり。要注意です。

3

お水と一緒に用意された紙コップに
吐き出すんですが、これがなかなかできない。
つい、飲んじゃう(笑)

セミナーのサンプルワインを列挙してみます。

1.CARPENE MALVOLTI
Prosecco Superiore DOCG Cuvee Extra Dry
(Prosecco:プロセッコはヴェネト州と
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリーリア州
で生産される土着の白ブドウとそれで作った
スパークリングワインを言います。
辛口スパークリングワインの代名詞)

2.Ca'del Bosco
Franciacorta Cuvee Prestige
(Franciacorta: フランチャコルタは
ロンバルディア州東部のフランチャコルタで造られる、
シャンパーニュ方式(瓶内2次発酵)の
スパークリングワインのこと。
シャンパーニュに次ぐ品質と世界的に認められている。
瓶内2次発酵については、こちらに詳しく書きました)
●瓶内2次発酵の説明

*DOC,DOCGはスパークリングワインのみ、
複数のヴィンテージを混ぜることが許されているそうです。


3.ANTINORI
Bramito Cervo 2010, Chardonnay Umbria IGT
(Chardonnayシャルドネ100%。
シャルドネは世界中で栽培されでいるが
気候や土壌、収穫時期、醸造方法で
味わいに変化が出やすい。変幻自在品種)

4. DONNA FUGATA
Lighea 2011
(シチリア諸島の中でも、もっともアフリカに近い島
パンテレリア島のZibibbo 100%ワイン。
ジビッボはエジプト起源の古代品種マスカット)

5.Jermann
Vintage Tunia 2010
(ソーヴィニオン、シャルドネ、リボッラ・ジャッラ、
マルヴァジア、イストリアーナ、ピコリット
ばブレンドされた白ワイン)

6.UMANI RONCHI
Plenio, verdicchio del Castell di Jesi DOC Classico Riseva 2008
(ヴェルディッキオ 100%。ヴェルディッキオは
イタリアの土着ぶどう品種。モンテプルチアーノで大人気の
マルケ州ウマニ・ロンキの自社畑で生産されている)

7.AMBROGIO E GIOVANNI FOLONARI
Cabreo ll Borgo IGT Toscana Rosso 2007
(サンジョヴェーゼ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。
サンジョヴェーゼは「キャンティ」の原料として有名な、トスカーナで主に栽培される品種。)

8. Biondi Santi Tenuta Greppo
Brunello di Montalcino DOCG 2007 Annata
(サンジョヴェーゼ100% シエナのモンタルチーノ)

*スーパートスカーナ(スーパータスカン):
トスカーナ地方産の高品質ワイン。
細かく規定のあるワイン法の世界では、
いくら美味しくでも格付けは低くなってしまうことも。
そんなワインのために、ワインの「真の実力」を
重視した英語圏のワインライターたちが作りだしたコトバ。


9.ARGIOLAS
Turriga IGT Isola dei Nuraghi 2007
(めずらしいサルディニアのワイン。サルディニアは
長い間ワインを他の州にバルク売りしていたそうです。
カンノナウ、カリニャノ、ボバレ、マリヴァジアネーラ
カンノナウ、カリニャノはサルデーニャを代表する品種。
複雑で野性的な印象でした。美味しいと思いました)

10.TASCA D'ALMERITA
Rosso del Conte, Contea di Sclafani DOC 2007
(シチリアのシチリアが原産品種、ネロ・ダヴォラ他。
ネロ・ダヴォラはこの地方で一番の赤ブドウ品種といわれる)

11.Rivera
Ll Falcone, Castel del Monte Riserva DOC 2006
(プーリアのアンドリア。
プーリアの土着品種ネーロ ディ トロイア70%のワイン)

12.PIO CESARE
Barolo DOCG 2008
(伝統的なバローロ。ネッビオーロ100%。
ネッビオーロは寒暖差が激しいピエモンテ州以外では
栽培が難しいとされている。
バローロらしいしっかりした味わい。
タンニンも素晴らしい。やっぱり美味しいバローロ!)

13.MICHELE CHIARLO
Ceraquio Barolo DOCG 2007
(チェレクウイオはバローロの中でも有名な畑。
ネッビオーロ100%。エレガントなバローロ。)

14.MASTROBERARDI
Radici Taurasi DOCG 2006
(カンパーニャ州。ギリシア原産の品種アリアニコ100%。
カンパーニャの火山質の土壌と相性がよく、
香りが高く力強い味のワイン)

15.MASI AGRICOLA
Vaio Armaron, Amarone classico 2006
(アマローネはヴェネト州ヴェローナの
「ヴァルポリチェッラ地域」で造られる伝統ワイン。
乾燥させたブドウを原料とする独特な醸造方法で造られる
高級ワイン。葡萄はコルヴィーナ、ロンディネーラ、モリナーラ、
セレーゴ・アリギエーリ)

*アマローネ:手間暇がかかるワインで生産量も限られており
稀少で高価なワインとして、昔は貴族などの限られた人々しか
口にすることができなかったそうです。


以上。復習のために書きとめました。

5

因みにセミナーの後は、やはり少し酔ってしまい、
試飲会は、目当てのワイン数種類だけで、
退散することに。
それでも、いくつか取り扱いの可能性がうまれ、
有意義なセミナー&試飲会でした。

ワインの基礎知識の本を読んでいたら、

「ワイン愛好家はなぜ嫌われるのか」

というコラムがでてきてドキリ(笑)

ワインのうんちく、知っていると
語りたくなる気持ちわかります。
でも、自慢大会や細かすぎる分析は
まわりをしらけさせる可能性大。
まして、今飲んでいるワインに
ケチをつけるのはタブーです。
そうそう、相手の好みはわからない。
楽しい食卓を台無しにしないように、
気をつけなくては。

ワインに詳しい人の役割は解説ではなくて、
その場にあった美味しいワインを
みんなのために選ぶことかもしれませんね。

1


スポンサーサイト

category: ワイン

tb: 0   cm: 2

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅 番外編 ベルガモ(ロンバルディア) 

 

DSC_0474.jpg

「イタリアに住むとしたら、
絶対ベルガモがいい」と
私の一番下の妹は以前からそう言っています。

今回、ベルガモに初めて行ってみて、
なるほどその気持ち、私にもわかります。

ベルガモは人口12万人の小さな町ですが、
中世の雰囲気を残した街並みが美しい、
観光地としても高い人気を誇る町。
観光地ですが、不思議と落ち着いた雰囲気の町です。
ミラノから電車で1時間。
日帰り観光もできますね。

DSC_0467.jpg

丘の上の城塞都市のようなベルガモ・アルタと
丘の下に拡がるベルガモ・バッサ。

新市街の駅からベルガモ・アルタを見上げると、
その幻想的で美しい姿に圧倒されます。

ベルガモ・バッサの中心に住んでいる
友人、フラヴィアの家に泊めてもらい、
翌日午前はワイナリー見学、そして
午後はベルガモ・アルタの観光をしました。

ベルガモ・アルタに行くのにはロープウェーが便利。
下から見上げるベルガモ・アルタも素晴らしいのですが、
アルタ側から見下ろすベルガモ・バッサもまた、
美しい眺めです。
うん、どこから見ても美しい町。

ベルガモ・アルタは13世紀から16世紀の
ヴェネチア共和国時代に建てられたもの。
それほど広くないので、歩いてまわれると思います。
DSC_0470.jpg

でも、あまり時間のない私たちは
サンタ・マリア・マッジョーレ教会と
コッレオーニ礼拝堂だけを見ました。
この二つは、ロンバルディア・ルネッサンスを
代表する荘厳な建築として有名。
コッレオーニ礼拝堂の複雑な装飾が施されたファサードの
美しさに思わず息をのみます。

コッレオーニ礼拝堂は、ヴェネチアの傭兵隊長として
活躍した英雄であり、ベルガモの領主でもあった
バルトロメーオ・コッレオーニの遺体が安置されている礼拝堂です。

さてこの話、知っている人もいると思いますが、
観光ガイドには書いていない話。

「バルトロメーオ・コッレオーニは、睾丸を3つ持っていた!」
私はフラヴィアから、そうききました。
それが自慢で(!?)彼は家の紋章を3つの玉のマークに
してしまったのだそうです。
あらま、ホントだ。
「これに触ると幸運がもたらされると言われているのよ。」
そう言われたら、触って帰りますよね。
どおりで、紋章のその部分がテカテカ光っています。

DSC_0471.jpg

さて、幸運をお願いしたあとは、一休み。
創業1476年のカフェでお茶しましょう。
ヴェッキア広場近くの『CAFFE DEL TASSO』。
1476年というと日本はまだ室町時代。戦国の世ですね。

30.jpg

そんなときからCAFFE DEL TASSOでは、
こんなふうに人々があま~いホットチョコレートを
飲んで温まったりしていたのかしら?

9.jpg

歴史があるだけでなく、
お洒落で落ち着いたベルガモの町。
次は観光でゆっくり見てまわりたいな。


category: イタリア

tb: 0   cm: 0

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅6 チェーチナ第二部 *できれば第一部から読んでください 

 

DSC_0585.jpg

『アルモニオーロ』は、EUが定める厳しい基準の有機認証、
「ユーロリーフ」を取得しています。
土壌検査、化学物質検査そしてもちろん、出来上がった
オイルも詳しく検査されるようです。

ただ、ロミーナに言わせると、
「有機の認証なんて簡単。だって、
ずっと有機でやってきたんだもの。」ということ。

「外国との取引で「認証は受けているか」と
しつこく聞かれるし、「認証をとってほしい」と
言われるのでとったのよ。」
と、さらりと言っていました。

なるほど。周りが気にしだしたずっと前から、
有機の良さを認識し、三代にわたって研究してきた
一家だから語れる、重みのある言葉ですね。

DSC_0617.jpg

畑を歩きながらふと目に止まるのは、
リンゴの木だったり、ローズマリーだったり。
「ああ、あのリンゴの木は勝手に生えて来たのよ。
ローズマリーはね、植えてみたら、
なんとその近くのオリーブに、
ローズマリーの香りの実がなるようになったのよ。」

へぇ~、ほんとに楽しい畑です。

さて、畑の見学を終えて、搾油所へ。

第一印象は「キレイ。掃除が行き届いている」。

この時期毎日のように使っているはずの搾油機も、
床も壁もピカピカなんです。
そのことを言うと、ロミーナは

「そりゃそうよ。搾油所の空気が汚れていると、
できたオイルに変なにおいがついてしまうじゃない?」

さすが!徹底した管理です。

DSC_0629.jpg

搾油はもちろんコールドプレス。
しかも温度は27度。
コールドプレスの中でもかなり低いほうです。

そして摺つぶした後の撹拌は30分。
撹拌時間は長いほど、たくさんオイルが取れます。
1時間~2時間撹拌するところも多いのですが、
ここではオイルの質をキープするため、
たった30分の撹拌でやめています。

DSC_0623.jpg

こうやってこだわって作った結果が
一般のものよりビタミンEが5倍近く多い
オリーブオイル、『アルモニオーロ』なんですね。
お見事!!
120トンのオリーブから取れるオイルは
たった10トンなんです。

またしても、私のために特別に
少しだけ搾油してくれました。

DSC_0633.jpg

そして味見タ~イム!
さっき収穫していたオリーブ。
できたてのノヴェッロです。

DSC_0635.jpg

用意してくれていたパンにかけていただきます。
フレッシュで美味しい!
しかし、ロミーナさん曰く、

「これはまだ少し辛すぎ。今収穫しているオイルが
一番いい状態になるのは1月頃。それまで待った方が
美味しく食べられる。」

わかりました。
仕入れは1月にしましょう。

oil.jpg
●アルモニオーロのページはこちら


それからもうひとつ美味しい発見が。

ロミーナが出してくれたのは、
特製の「オリーブペースト」。

DSC_0645.jpg

商品名は「crema di olive」(オリーブクリーム)
これを作るために特別に栽培したオリーブを使っています。
収穫をわざと遅らせて、少し縮んだオリーブを
使うんだそうです。
そうすることで、オリーブの風味が凝縮し
美味しいオリーブペーストになるのです。
ワインでいえば貴腐ワインみたいですね。

さて、見学の後は遅めのランチ。
ロミーナが
「地元の美味しいワインがそろっている
レストランに行きましょう。」
とランチに誘ってくれました。

「地元」と言っても車で少し走り、ついたところは
何と何と、あのボルゲリだったんです~!!!

ボルゲリといえば、ワインのスーパータスカンで
あまりにも有名な町。
「Sassicaia・サッシカイア」と「Ornellaia・オルネライア」
は特に有名になってしまって、地元でも買えないほどらしいです。

DSC_0663.jpg

1970年代にスーパータスカンで有名になりましたが
実はワイン作りの歴史は紀元前のエトルリア時代から
はじまっているとか。

でもびっくりするほど小さな町。そして人が少なく静かです。
ロミーナが連れて行ってくれたのは
地元でもワインの種類が豊富なことで有名な
レストラン「Enoteca Tognoni(エノテカ・トニョ-ニ)」でした。

DSC_0674.jpg

中に入ると同時に他のお客さんから、
「ロミーナ!」と声がかかり、ひとしきり挨拶。
私のことも紹介してくれました。
地元のワイナリーの方達の食事を兼ねた会合のようでした。
さすが、何代もこの地で頑張っている生産者の方々、
お互い、とても尊敬しあって、いい関係を
築いているんだろうな…(想像ですが、絶対そう…)

DSC_0677.jpg

どおりで美味しいはずです。ワインもお料理も。
こちらはどのワインもグラスで飲めるので、
夢見心地で美味しいワインをいただき、
ワインの名前も、レ・マッキオーレの
Paleo(パレオ)以外すっかり忘れました。。。
因みにロミーナのオリーブオイルもこの店で
使われているんですよ。
すごい!!

DSC_0681.jpg3_20121128013552.jpg

お料理はトスカーナなので、肉料理。
チーズや、CINTA(有名なシエナの豚)の生ハム、
雉のラビオリとイノシシの煮込みをいただきました。
どれも、素晴らしいお味。
さすが地元のワインに合う合う合う!

有名な糸杉の並木道もステキでした。

DSC_0694.jpg

オリーブ畑の見学に来て、
こんなすばらしいオマケって、あり?

夕食が入らないくらい、食べさせられました。
彼女も、もてなし好きのイタリア人のひとりのようですね。
「もうムリです。降参です。」と
こちらが敗北宣言を出すまで、食べさせられます。

翌朝まで苦しかったけど、
でも、1年で一番忙しいこの時期、
長時間お付き合いいただいた、ロミーナさん。
本当にありがとうございました。

2_20121128014351.jpg

新油が美味しくなる1月。
首を長くして待っていま~す

イタリアの生産者を訪ねる旅7 番外編へつづく

category: イタリア

tb: 0   cm: 0

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅5 チェーチナ(トスカーナ)第一部 

 

1_20121127182007.jpg

私、北海道育ちなんですが、
どこまでも広いトスカーナの丘陵を眺めて、
思い出すのはやはり、故郷北海道の風景です。

やっぱりいいな~、広いのは。

こ~んな広いところで、オリーブオイル農場の
跡取りとして育ったら、こんなふうに
大らかな性格になるのかな、と思わせるのが、
今回の訪問先、サルバドーリ家の4代目ロミーナさん。

並々ならぬ情熱でオリーブオイル栽培に取り組んでいて、
きっとそのせいで、いろいろ忘れっぽいく、
今回のアポも直前まで日にちを間違っていたようで、
危うくお会いできないところだったんです。

彼女のお母さん(社長の奥さまですが)に言わせると、
「ロミーナは恋しているから。ごめんなさいね」

こちらでは、ぼんやりしている人のこと、
「恋してる」と表現するんですね。おもしろい。

DSC_0593_20121127184512.jpg
こちらが“恋する”ロミーナさん。この農場の次期経営者です

サルバトーリ家の畑は全部で100ヘクタール。
全部オリーブ畑です。
ロミーナさんのお父さんで3代目。ロミーナさんは
現在営業担当ですが、お父様の後を継いで
経営者になるべく勉強中とのことです。

DSC_0578.jpg
推定樹齢100年以上のオリーブの木。サルバトーリ家の畑にはこんなのが何本も。

この農場はお爺さんの代から有機栽培で
オリーブを育てています。
一時は生産量を上げようとしたこともあるようですが、
お父さんの代で方向修正。
以降は一貫して、量より質を優先。
有機栽培で最高品質のオリーブを
作ることに専念してきました。

案内してもらったのは、いくつかある畑のうち、
搾油所の隣にある10ヘクタールの畑。
一部では収穫も行われていました。

DSC_0598.jpg

まず、オリーブの木と木の間隔がかなり
広いのに驚きました。
5m以上は開けているそうです。

そして木々の間に何やら、巨大生物のウ○チのような
ものが敷き詰められている!!

DSC_0588.jpg

…失礼しました。これは、オリーブを絞った搾りかす。
オリーブ自体がオリーブの良質な肥料になるのです。
なるほど臭いはオリーブそのもの。
ロミーナが枯れ木で中をほじくり出すと、
オリーブのグリーンがでてきました。

それから、刈られてそのまま放置された雑草。
「これが微生物に分解されて、自然の肥料になるのよ。」
とロミーナがつまんだ枯れ草の裏にはなるほど、
栄養のありそうなほこほこっとした土がついていました。

DSC_0591_20121127184759.jpgDSC_0584_20121127184812.jpg

もうひとつの肥料は羊の堆肥。
羊は化学物質の餌では育たない動物。
だからこそ、放牧で自然の草だけを食べた羊の
糞だけをつかった堆肥を使っているんだそうです。
オリーブ搾りかすと同じように、木と木の間にダ~と敷きます。

オリーブの根は縦ではなく、横に伸びるタイプ。
オリーブの木は地下で横に伸びた根で栄養をとりにきます。

虫の害は?
大丈夫。海からの風が常に吹いているこの辺りでは、
風に塩分が含まれています。
オリーブの実のまわりに塩が薄くコーティングされるので、
虫は寄ってこないのだそうです。
まったく、うまくできているものですね。

でも、一番驚いたのは、1つの木からの収穫は
2年に1回と聞いたときですね。
初めて聞いた話だったので。

オリーブが実をつけるサイクルは実は1年ごと。
今年実がなった枝は翌年は実をつけないらしいです。
なので本来は1年ごとに表作(収穫量が多い年)と
裏作(少ない年)がある植物なのですが、
実の少ない年でも、品質が落ちる訳ではないので、
普通は収穫するんですね。
でも、ロミーナのところは「木を十分休ませるために」
その木からは収穫しないのだそうです。
大事にされてます、オリーブの木たち!

DSC_0610.jpg
大事に育てられてたわわに実っているオリーブの実


できたオイルの質の高さは
ビタミンEの含有量をきいた時に確信しました。

一般的なオリーブオイルのビタミンE量は
1kgあたり約100mg。それがなんと、
こちらのオリーブオイル、『アルモニオーロ』の
ビタミンE含有量は約5倍近い480mgもあるそうです。

ビタミンEは皆さまご存じかと思いますが、
老化の原因となる活性酸素を抑える働き
抗酸化作用)で注目されています。
特に、オリーブオイルのビタミンEは
抗酸化作用が高いとされるα-トコフェロール体
形になっているので効果が期待されます。

そのビタミンEが4.8倍。
これをきいて、本当にこのオイルを選んで
良かったと思いました。
「早く皆さんにお伝えしたい」と思いました。
特別な薬やタブレットではなく、日々使うオイルで
健康になる、老化を防ぐ、が理想だと思っていますので。

有機栽培オリーブオイル、『アルモニオーロ』
ぜひ、使ってみてください!
(思わず宣伝になってしまいました。)

oil.jpg
●アルモニオーロのページはこちら


さて、『アルモニオーロ』のビックリはまだ
あるのですが、長くなったので一旦切って、
第二部に続く、としましょう。

イタリアの生産者を訪ねる旅6 チェーチナ(第二部)につづく

category: イタリア

tb: 0   cm: 1

△top

森林植物園で紅葉をみてきました! 

 

山が近くにあるので…
というよりは、わたしの住んでいるところが
既に高いところなので、
わりと気軽に「紅葉でも見に行こうか」
という気持ちになります。

20121125_161236.jpg

自宅から車で40分くらいの
「神戸市立 森林植物園」に行ってみました。
●神戸市立 森林植物園のホームページ

いちおう、
世界の森のもみじ巡り
というイベント開催中。

六甲山の西、標高450mのところにあって、
日本や世界各地の樹木が1,200種類も
植えられているんです。
昨日は紅葉の観賞コースをまわっただけですが、
スポーツレクリエーション施設とか
芝生があったり、かなり広いようですね。

紅葉の時期にはちょっと遅かったようで、
もうかなり葉が落ちている木もたくさんありましたが、
それでも、はっとするほどきれいでした。
京都のお寺の庭園のように、
きれいに手入れされているわけではないので、
鬱蒼と木々が自由に育っているのですが、
生きいきとしていい感じです。

1

思わず大きく深呼吸すると、
何ともいえない、複雑な樹木の香りがします。

美味しい!
はっきりいって、空気がすごく美味しいです!

それに、どこからともなく小鳥たちのさえずりが聞こえ、
本当に清々しい気分になります。

~世界の森のもみじ巡り~
のイベントは11月30日(金)まで。
今年はもう、紅葉も終わりですね。
駐車場に近い広場のカフェで
ロールケーキとコーヒーをいただいて帰りました。

2

1つだけ残念なのは、
ここへ来るまでの1本道。
これでは行楽シーズンは毎日渋滞でしょうね~。

閉館間近に到着して「急いで見てください」と
せかされている中高年の団体さんがいて、
なんだか気の毒でした。

いかれる方は、時間に余裕をもって行ってくださいね!


category: 神戸おでかけ

tb: 0   cm: 0

△top

もうすぐ入荷します、当店自慢のパネトーネ! 

 

main_01.jpg

「パネトーネって、あのパサパサしたパンみたいなのだよね」
なんていうコトバを耳にしますが、
「ウチのパネトーネ、食べてみてくださいよ」
と言いたくなります。

しっとりして、ほのかにワインの香りがして、
本当に美味しいです。

DSC_0058 - コピー

去年、近所のグルメなお友達数人に
いくつかのパネトーネを試食してもらって、
一番人気の高かったパネトーネを選びました。
(試食会、楽しかった!あの時参加してくれたみなさん、
改めてありがとうございます。)

ご購入いただいたお客様にも好評でした。
一度ご購入いただき、美味しいからと、
再度買って下さるお客様もいたほどです。

私は個人的に生クリームが苦手なほうなので、
生クリームをふんだんに使ったケーキより、
パネトーネのほうが好きです。
デコレーションは無いけれど、独特のいい香りと
中に入ったワイン風味のレーズンや
オレンジピールがまた美味しくて。

1kgは大きいと感じられるかもしれませんが、
パネトーネは自然酵母の働きで日持ちしますし
(3ヶ月くらい)、だいたい美味しくて、
我が家では1週間もちません(笑)

イタリアでは、クリスマスギフトの定番です。
いくつもらっても日持ちがするので大丈夫、というわけ。

main_03.jpg

パネトーネに使われているのは、
自然酵母パネトーネ種なのですが、
これが数種類の乳酸菌と共生して、
独特の風味や柔らかい食感を出すんですね。
日持ちする理由は、保水性・防腐性・防菌性に優れているから。
酵母の力、すごいです。

フルーツをの風味つけに使っているワインは
シチリアのワイナリーの『モスカート・ディ・ノート』
受賞歴のある美味しい甘口ワインです。
2011年のヴィンテージはほどよい苦みが効いていて、私好み。
今年は一緒に輸入します。

valemti.jpgDSC_0059.jpg
こちらがオーナーのフランチェスコ・ヴァレンティ氏とMoscato di Noto Acantus

そろそろ現地から出荷になるはず。待ち遠しいです。

ただいま、トラノイでは先行予約販売中。
予約販売はお値段15%引きとお得です。ぜひ、ご利用ください。
(ご予約販売期間:2012年12月10日まで)

●パネトーネ予約販売はこちらです


category: TRA NOI情報

tb: 0   cm: 0

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅4 ペルージャ(Perugia) 

 

DSC_0499.jpg

今度はペルージャ。ミラノ中央駅から南に向かいます。

1_20121125230141.jpg

フレッチャロッサ(Frecciarossa)で
フィレンツェまで1時間40分。
ローカル線に乗り換えて、2時間でペルージャ到着。

トラジメーノ湖の横をかすめて走るローカル線、
のどかな景色を眺めているうちに、
ちょっと疲れがでたのかな~。
不覚にも居眠りをしてしまいました!
でもおかげでペルージャ駅では
気持ちよ~く目覚めました(笑)

ホテルは丘の上の旧市街。
電話して行き方をたずねると、
「ミニメトロできてください」とのこと。

このミニメトロがかわいくて、便利で
すっかり気に入ってしまいました。
ちっちゃいゴンドラのようなモノレールで、
数珠つなぎのように後から後からどんどん来るんです。
しかも、中は真っ赤なんですよ。
かわいい!

2_20121125230345.jpg5_20121126001447.jpg


ペルージャでの訪問先は、
いろいろな種類の食用油を作っている会社です。

待ち合わせ場所に来てくれた担当者は、
アジア向け輸出担当のチン・ティン・リンさん。
台湾出身のキュートな感じの女性です。
イタリア人のご主人とはイギリスの大学で
出会ったそうで、イタリアはまだ3年。
それにしてはイタリア語が上手でうらやましい!!

この会社は原材料にこだわって、
体にいいオイルを作るという目的で作られた会社。
たくさんの種類の有機栽培のナッツや植物から
食用油を作っています。

DSC_0539.jpg

DSC_0547.jpg

畑に囲まれたペルージャの郊外で、一部を除き、
ほとんどの原材料を自社の畑で栽培しているんです。

会社の事務所でオイルを試食させてもらいました。

オリーブオイルのテイスティングと同じように、
少量のオイルをカップに入れ、手で包みこんで温めます。
こうすることで、オイルの風味が際立ちます。
それをほんの少し口に含んで舌で転がして
味を見ながらすするのです。
薬師丸浩子さん似のチン・ティンが
お手本でやって見せてくれました。

DSC_0558.jpg

クルミやヘーゼルナッツ、アーモンド、かぼちゃの種などなど。
うん。どれも個性があってなかなか美味しい。

オリーブは収穫後すぐに搾油するのが特徴ですが、
シード系のオイルは、原料が種子の状態で
保存可能な点が大きく違います。

ただそれだけに、種子の保存状態の管理には
神経を使っており、入荷した種子の状態は
検査担当の女性が常に詳しくチェックしています。

DSC_0555.jpg

出荷用の倉庫があまり大きくない理由は
注文が入ってから、材料を調達し
搾油してすぐにできたてのオイル出荷するから。
それがこちらの会社のポリシーだそうです。

DSC_0553.jpg

チン・ティンはアジアの国々に行って、
営業活動しているのですが、アジアの国々でも、
健康効果が期待されるオイルが
よく売れるようになってきているらしいです。
油は必須栄養素のひとつ。
質の良い油を摂ることは大切だと私も考えています。

見学の後は、お楽しみランチタイム。
チン・ティンが連れて行ってくれたのは、
地元の名物料理、サルシッチャのサンドイッチ
“TORTA AL SALSICHA”の美味しいお店。
サルシッチャは豚肉の生ソーセージですが、
こちらではそれを軽く燻製にしたものを、
ピッツァ生地にはさんでオーブンで焼いているんです。
トラジメーノ湖を眺めながら美味しくいただきました。

DSC_0563.jpg

帰りはペルージャからではなく、
訪問先の会社に近い小さな駅、Magioneから
電車に乗りました。
バールしかない、本当に小さな駅です。
切符もバールのおばちゃんから買います。
駅兼バールには電車を待っている風な人と
カフェを飲んでいるだけ風な人が2~3ずついるだけ。

バールのおばちゃんはこんどの電車が
1番線に着くのか、2番線につくのかも
把握していない様子。
まあ駅員さんではないし、エスプレッソ出すのに
忙しいので仕方ないですね。

DSC_0574.jpg
Magione駅。駅名はどこにも書いていなくてただ「バール、駅」とだけ書いてあります

「電車がついてから確かめたらどお?」と
言われましたが、確かにそれで大丈夫でした。
ゆるゆると到着した電車はたっぷり停車時間をとり、
またゆるゆると出発したのでした。

DSC_0566.jpg


日曜日の午後に散策したペルージャの旧市街の
お話は改めて。第6回あたりでしますね!

イタリアの生産者を訪ねる旅5 チェーチナ(トスカーナ)につづく

category: イタリア

tb: 0   cm: 0

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅3 ラ・ロケッタ(La Rocchetta) 

 

今度はイゼオ湖の近くのワイナリーです。

IMG_0282.jpg

今日も雨です。
観光で訪れたなら涙…でしょうが、
13世紀初めに作られたという城塞跡にある
ワイナリーを訪れるには、
このひんやりと肌寒いお天気も悪くない…かな。

laRocchetta1.jpg

ラ・ロケッタは何世代にもわたり、
貴族に所有されてきたワイナリーだけあって、
なんとなく、建物にも働いている人達にも
気品が感じられるような…気のせいかもしれませんが。

DSC_0462.jpg

ワイナリーの事務所でワインのテイスティング。
ソムリエの方がワイングラスに少量の
ワインを入れてくるくる回し、
ワイングラスをすすぐのですが、
そのくるくるを見ながら、緊張で目がまわりそうでした。

まさか、この旅ではじめてのワイナリーで
こんなに美味しいワインに出会えるとは
思っていませんでした。

DSC_0459.jpg

ベルガモ県のDOCといえばヴァルカレピオ。
赤ワインはメルローとカベルネソーヴィニオン、
白ワインはピノ・ビアンコを使って作ります。

まず、ヴァルカレピオの赤のリゼルバが美味しい。
複雑で深い香りとしっかりしたボディ、すばらしいタンニン。
酸味が強過ぎず、後味がすっきりしているので、
とても飲みやすいワインです。

ROSSO.jpg


それから、メトドクラシコ(トラディショナル方式)
で作られるロゼと白のスパークリング。

DSC_0441.jpg

メトド・クラシコ。

ワインに詳しい方はご存じだと思いますが、
スパークリングワインの作り方のひとつです。

アルコール発酵させたワインに糖分と酵素を加えて
瓶のなかで2次発酵させます。
(この時は瓶には普通の王冠をつけます)

酵母は発酵が終わると澱になって溜まるので、
毎日少しずつ瓶を廻し、角度もきつくしていくことで、
だんだんと首の方に集めていくんです。

澱が全部ネックに集まったら、
ネックの部分だけ凍らせて、栓を開けます。
そうすると、凍った澱だけが飛び出してきます。
これをデゴルジュマンというのだそうです。

DSC_0446.jpg
メトド・クラシコの作り方の説明をうけているところ。ネックの部分にすこしづつ澱をためていきます

IMG_0281.jpg
これが、瓶をさかさまにさして、毎日手動で回転させる台

初めて知りました~。
それで、「私が回す担当です」という人にも
初めてお会いしました~.

さて、澱を取り除くと嵩がちょっと
減ってしまいますよね。
どうするんでしょう。
これがまた面白いんです。

目減りした分は別の糖分入りの
ワインを加えるんです。
これが『門出のリキュール』とよばれるもので、
ワイナリーごとに極秘のレシピが
あるのだそうです。
それによっても味が変わるんですね。

手間暇かかる作り方です。

やはりここが、
タンク内で二次発酵までしてしまう、
シャルマン方式や二次発酵させずに炭酸ガスを
注入してしまう炭酸ガス注入方式のような
大量生産型とは違うところですね。

ロゼのスパークリング、
ロゼ・メトド・クラシコがとても美味しい。
メルロー100%で作るロゼ。
メルローのフルーティな香りを大切にしつつ、
甘さの少ないキリリとした味。

ROSE.jpg

きっと『門出のリキュール』は糖分を抑えた
ワインなのかな~、なんて覚えたての
作り方を思い出してみたりして。

メルロー100%のロゼを作っているのは、
イタリア中でもこのワイナリーだけ、とのことでした。
色もとてきれい。
パーティーシーズンに華を添えますね~。

それからシャルドネとピノ・ビアンコのブリュ。
ブリュ(Brut)とは辛口の白ワインのこと。
魚料理にはやはりブリュがいいと思います。
華やかなハーブの香りのこのワイン、
日本食にも合いそうです。

laRocchetta2.jpg

イタリアに来る前までは、
「いいフランチャコルタがないかな」と
探し回っていた私。

ラ・ロケッタがあるのはイゼオ湖西側ですが、
イゼオ湖南側がまさに、
フランスのシャンパーニュに並ぶ
イタリアの高級スパークリングワインの産地、
フランチャコルタです。

作り方もフランチャコルタと同じ、
メトド・クラシコだし、
ラ・ロケッタのワインに大満足です。

IMG_0286.jpg

この日は雨でブドウ畑の見学ができなかったのですが、
敷地内にある、古い建物を見学させてもらいました。
実はこの建物、ホテルに改装中なのですが、
天井画や、部屋の作りなど当初のデザインを復元した、
クラッシックなホテルにするらしいです。
できたらぜひ泊まってみたいものですね。

こういう歴史ある家屋には、アンティークとして
価値の高い部品がそこここに。
改装中は盗難なのに気をつけなくては
いけないらしいですよ。
さすがイタリアはドロボーも目利きなんですね(笑)

イタリアの生産者を訪ねる旅4 ペルージャにつづく

category: ワイン

tb: 0   cm: 0

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅2 アヴァンツィ 

 

DSC_0341.jpg

ガルダ湖を遠くに臨む丘の上に立ったら、
11月だというのに、ぽかぽかと暖かい日差しが
頭や肩に降り注ぎ、幸せな気分に包まれました。

すぐ下に見えているのは
アヴァンツィ社のオリーブ畑とブドウ畑、
その間に挟まれるように立っている美しいヴィラは
結婚式やパーティなどができる建物ですが、
季節はずれの今はひっそりしています。

DSC_0350.jpg

ここへ私たちを連れて来てくれたのは、
アヴァンツィ社の御曹司、ニコラさん。
親切できさくな感じの青年です。
仕事ばかりしていて、彼女に振られたばかりだって。
イタリアの女性は仕事ばかりしている人はダメなのかしら。
優しそうだし真面目そうだし、その上御曹司なのにねぇ。

アヴァンツィ社のすてきなサイトは
彼が自ら制作しているとのこと。
お互い、サイト作りの難しさや更新の大変さなど語りました。
「トラノイのサイトもなかなかいいよ」
と褒めてくれましたよ。

今朝ははりきって、ミラノ発7時半に電車に乗りました。
約2時間で着くデセンツァーノ・デル・ガルーダ駅は
ガルダ湖観光の拠点駅。
小さいけれど感じのいい駅です。

IMG_0102.jpg

ガルダ湖周辺はイタリアのオリーブ産地としては最北端。
たまたま北のドロミテ渓谷が壁になってアルプスからの
冷たい風を防ぐために地中海性気候の様に温暖なんだって。
それで有名人、著名人の別荘も多いのね。

それにしてもいいお天気です。

アヴァンツィ社はガルダ湖周辺に約80ヘクタールの土地を持ち、
そのうちの25ヘクタールがオリーブ畑です。
そのオリーブ畑のひとつ、ガルダ湖から近い場所にある畑で、
ちょうど収穫をするというので、
私たちは、駅からその現場へ直行しました。

DSC_0328.jpg

オリーブの木の下にネットを敷き詰め、
イタリア語で「腕」という名前のついている
パタパタ動く電動式熊手のような専用機械で
オリーブの実をネットに落とします。

DSC_0323.jpg

IMG_0203.jpg

ガルダDOPの認定を受けているアヴァンツィ社ですが、
認定を受けたあとも、常に厳しいチェックを怠りません。
土壌の担当とオリーブの木自体の担当、
二人の科学者に分析をお願いし、
自然環境の変化に合わせて微調整を行なっています。

DSC_0311.jpg

虫が少なく殺虫剤も必要としないガルダですが、
今年は特に虫が少なく、質の良いオリーブができたそうです。
DOPの認定前の事前検査では酸度が0.09以下という
すばらしい結果もでているようで期待できます。
新油が出荷されるのは12月末。待ちきれませんね。
(昨年収穫のオイルは当店でも既に完売しています。
12月末に新油が発売になり次第、輸入しますので、どうぞお楽しみに)


Avanzi2.jpg
●DOPガルダ・ブレッシャーノのページはこちら


敷地内には自社の搾油所、ワインの醸造所、カンティーナ、
ショップ、さっき連れて行ってもらった丘の上のヴィラ、
レストラン、ビールの醸造所などがあり、
ちょっとしたアミューズメントパークのようです。
ヴィラの横の古い教会も何百年も前からある本物、
というところが、さすがイタリアです。

アヴァンツィ社では最近、新しい搾油機を導入。
清潔に管理された明るい工場ではたくさんの従業員が働いていて、
私のためにわざわざ機械を止めて説明してくれました。

IMG_0257.jpg

DSC_0397.jpg

IMG_0261.jpg

最新の機械を持っているので、自社のオイルだけでなく、
他社のオリーブの搾油も請け負っているんです。

「さぁ、ランチにしよう」というと
ニコラさんはオープン前のレストランを開けて、
ワインとオリーブオイルに合う料理を
振舞ってくださいました。

DSC_0370.jpg

DSC_0368.jpg

彼が振舞ってくれたのは薄切りのローストビーフ。
これにオリーブオイルが何ともピッタリ合うんです!
さすが作り手!!
ローストビーフの微妙な味を壊すことなく、かといって、
オリーブオイルの味が勝ってしまうこともなく、
絶妙なハーモニーでした。
ご購入いただいた皆様、お薦めです!!!

普段は牛肉を好まない妹が、私より先にペロリと
平らげていたのには驚きました。

ワインつきのフルコースをいただいた後は、
ワインのカンティーナ見学。
工場の地下が全部カンティーナになっていて、
その広さにびっくり。
うかうかしていると、迷子になりそうです。

DSC_0363.jpg

でも、素敵ですよ~。
単なる蔵ではなく、昔のワイン作りの道具が展示されていたり、
家族やブドウ畑の写真が飾られていたり、
『家族の部屋』とニコラさんが呼んでいる、
ブドウ作りの記録とヴィンテージのサンプルが
貯蔵されている小部屋があったり。

IMG_0253.jpg

IMG_0251.jpg
“家族の部屋”について説明してくれるニコラさん。ニコラさんの向こうが“家族の部屋”

ここに入ると、満ち足りた雰囲気に包まれ、
この家族が長い年月をかけて作り上げてきた
この豊かな空間に、一時でもいられることに
感謝したいような気持ちになりました。

お忙しい中、朝から夕方までびっちり
お付き合いいただいた、ニコラさん。
ありがとうございました。新油が本当に楽しみです。
早く新しい恋人ができますように!

DSC_0307.jpg

イタリアの生産者を訪ねる旅③ ラ・ロケッタへつづく

category: イタリア

tb: 0   cm: 2

△top

イタリアの生産者を訪ねる旅1 イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ 

 

DSC_0301.jpg

13_20121124130335.jpg

ミラノの中央駅からインターシティーの電車で
ジェノヴァ方面に2時間ちょっと。
サボナの駅でリグーリア湾の海岸沿いを走る
ローカル線に乗り換えて1時間弱で
アンドーラという町につきます。

この辺はヨーロッパでも人気のリゾート地。
温暖で海も素晴らしくきれい。
海沿いには、小さいけれど品のいい、
雰囲気のあるホテルが立ち並びます。
夏はたくさんの観光客で賑わうのですが、
さすがにこの季節はひっそりしています。

DSC_0193.jpg

夏場でも日本人は少ないそうですが、
イタリアの観光地は見つくしてしまって、
「イタリア人のバカンスみたいにのんびり海辺で過ごしたい」
という方にはおすすめです。

ここアンドーラに会社とショップをもつ、
イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ社は
おととしお父さんから経営を継いだ
アメデオさんを中心にした家族経営のオリーブ農場です。

DSC_0117.jpg
イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィのショップにて。
左から私の妹、社長のアメデオ、私、アメデオのお母さん。
アメデオは身長2m。もとサッカー選手で日本に遠征したこともあるんです


トラノイで人気のエクストラバージンオリーブオイル、
『DOPリヴィエラ・リグレ』の生産者が彼らなのです。
gt_vil_dop2009.jpg
DOPリヴィエラリグレ
ただいま2012年の新油予約受付中です!

アメデオのお爺さんの代からの、オリーブ農園。
家族みんなで力を合わせて、本当に良く働く人たちです。
いやいや、ホント働きますよイタリア人。
まじめに働かないイメージ、誰がつくったの???

オリーブ畑とひとくちに言っても、
品種や地方によって栽培の仕方はそれぞれ。

湾にそった細長い形のリグーリア州では、
少ない土地を最大限に利用する方法として
山の斜面の段々畑にオリーブを植えています。

IMG_0043.jpg

高度によって温度差があるために、
オリーブの熟成に差がでるのがここの特徴です。
イル・ヴィラッジョ・デリ・ウリーヴィ社でも、
11月中旬~1月一杯までの期間、
オリーブの大きさ、熟れ具合を見ながら
何回も収穫を繰り返すのです。

DSC_0148.jpg

アメデオとアメデオがオリーブの生育の
管理をお願いしている、オリーブのスペシャリスト、
シモーヌさんにオリーブ畑に連れて行ってもらいました。

IMG_0047.jpg
左がシモーヌさん。白ワイン用の葡萄も作っています。
お互い協力して品質向上に努めているんです。二人とも先代からの付き合いだそうです


11月と言えばイタリアは日本の梅雨のような雨の季節。
この日は、朝から天気は下り坂で、オリーブ畑で雨が降り出し、
隣町の搾油所の見学の時には、外はほとんど嵐でした。

でも、搾油所では、今はあまり使われなくなった
伝統的な石臼での搾油を見れたし、
ペストなどの瓶詰めをする作業場も見学、
次の商品開発の話も聞けて、
当店の新商品の企画の話もできました。

IMG_0106.jpg
これが伝統的な石臼。これでオリーブを種ごとすり潰すのが最初の工程。作業場内はオリーブの香りでむせかえりそうです

IMG_0154.jpg
ペストを瓶詰めにする機械

IMG_0169.jpg
新商品企画会議。私の隣は先代社長のポンペオさん

3日間、私たちに付き合ってくれた、
Di Latte家の人達に本当に感謝。

IMG_0091_20121124132558.jpg

IMG_0063_20121124132908.jpg

イタリア人はただでさえ、もてなし好きですが、
Di Latte家の人達は格別です。
家族総出で暖かく迎えてくれて、
ご家族の歴史や、生活や、リグーリアのこと、
アンドーラのこと、オリーブ作りへの情熱など、
丁寧に語ってくれました。

1.jpg
これはポンペオさんが書いたDi Latte家の歴史の本。表紙はポンペオのお父さん。
自分の家族や郷土を愛し、誇りをもっているところがイタリア人のいいところだな、と思います。
代々語り継がれるかと思うと下手なことできないですものね(笑


たまたま休暇が取れて、私の旅の前半に同行した妹も
感激して、別れる時には
「自分の家族みたいな気がする」
と言って涙ぐんでいました。

絶対また来ることを約束して、
駅まで見送ってくれたDi Latte家の人達と別れ、
アンドーラを後にしました。

14_20121124133044.jpg

電車は発車時刻が大幅に遅れ、乗り継ぎに絶対間に合わない!
…と思った私はまだまだイタリア通とはいえません。
乗り継ぐ電車もタイミングを合わせるかのように遅れ、
人々は何もなかったかのように、
遅れた電車から遅れた電車に乗り継ぐ、そんなサボナの駅でした。

イタリアの生産者を訪ねる旅②につづく

category: イタリア

tb: 0   cm: 0

△top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。