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亜麻の畑を見学しました~ASABANプロジェクト 

 

兵庫県内に亜麻の栽培をしているところがあるときいて、
さっそく見学に行って来ました。

神戸西区から内陸にむかって車で1時間半。
多可郡多可町にある、ASABAN Factoryさん。

DSC_8757.jpg
昨年秋に種まきした亜麻畑。雨で花が落ちてしまったと聞いていましたが、
それでもきれいでした


織物の製造・販売をされている、
門脇織物株式会社さんがはじめられたプロジェクト。

播州織 が世界的に有名なこの地から、
その技を使って、かつて日本各地で作られていた、
麻の織物を、もう一度作ろう、という取り組みです。

しかも、今では北海道でしか栽培されていない、
亜麻から作ろうという試み。

北海道の亜麻は繊維があまりとれないタイプ。
専ら実と実からのオイルをとるだけなので、
亜麻から繊維をとろうという試みは、たぶんここだけです。

亜麻の花は1週間ほど前が満開で、昨日の雨で
ずいぶん散ってしまったようです。残念。
それでも、淡い青紫の花は可憐でかわいかったです。

DSC_8756.jpg
亜麻は種蒔きから100日~180日で収穫できる大きさに育ちます。
こちらでは秋と春に種まきしています


ここで栽培されている亜麻は、実はまだ試験段階。
初めて植えたのは3年前で、いろいろと
試行錯誤されている最中です。

本来は乾いた土で育つ亜麻を、敢えて湿地で育てています。
成功すれば、このあたり一帯の水田で、冬の間の裏作として、
成り立つのではないかと考えられているようです。

亜麻は100日~180日くらいで収穫できますが、
1本の亜麻からとれる繊維はたった3%
採算ベースにのせるには広い土地が必要なんです。

DSC_8792.jpg
干した亜麻の茎の外側の皮の部分に繊維があります

DSC_8761.jpg
亜麻の糸。強度があります

麻の繊維から糸を作れる機械も現在の日本には
まだありません。
今は、中国から糸を買って織物を作っていますが、
亜麻がたくさんとれるようになるまでに、
機械の開発も進める計画のようです。

DSC_8762.jpg

亜麻からできる、麻(リネン)は、通気性も優れていますが、
実は保温性にも優れているのです。
難しい言葉で言うと、熱伝導率がいいのだそうです。

UVカットグローブをはめてみてびっくり。
この日は暑かったのですが、グローブをはめるだけで、
ヒンヤリと涼しいのです。

DSC_8767.jpg
着けただけで、ヒンヤリ気持ちいい~!

「麻」というと堅いイメージがありますが、
播州織の技術と、布の織り方、糸の使い分けなどにより、
軟らかさや厚み、軽さ、見た目のデザインなど
多彩な織物に仕上げています。

そして何より麻の良さは強度
麻の織物でできた布は強くて長持ち。
使えば使い込むほど柔かさ、光沢感が増します
リネンは10年後が最も美しいとも言われるそうで、
そういえば、ヨーロッパでも「オールドリネン」
は大事に使われています。

こちらでは、これからの日本は、
使い捨ての文化から、良いものを長く使う文化に
移行しなければならない、という観点
から、
亜麻の栽培、活用を初めています。

確かに、石油資源の枯渇で、化学繊維から生物由来原料への
シフトは、遅かれ早かれ必要になると思います。

ASABANプロジェクトでは、亜麻祭りを開催して人を集めたり、
地元の小学校、中学校に麻織りの体験・見学をさせたり、
たくさんの人々に亜麻の良さを広める活動をされています。

DSC_8764.jpg
門脇織物さんでは、技術的にとても難しい、麻100%の糸を編める機械を開発されました。
それによって複雑なニットもできるようになったそうです


新聞やテレビでとりあげられたことで、
その人気はじわじわと上昇中。

デザイナーさんや、染物の職人さんたちとの
コラボで、新しい商品もどんどん開発されています。
本当にすばらしい取り組みです。


繊維と共にとれるのは、亜麻の種。
ゴマの様に小さい種は殻をかぶっていて、
中に白い実が入っています。

DSC_8772.jpg
これがオイルをとる種。皮をかぶっていて食べる場合は普通はこのまま食べますが、
こちらでは、粉砕した粉も作っています


DSC_8774.jpg
この中に種が放射状に入っています

種は、必須脂肪酸の1つαリノレン酸
たっぷり。良質のリグナン食物繊維もあり、
健康食品として人気があります。

種のまま食べたり、種から搾った「亜麻仁油」
現代人に不足しているオメガ3の補給ができて、
体にとてもいい油です。
αリノレン酸(オメガ3)は、体内にはいると、
DHC(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)
になり、体にとって数え切れない効能があります。

畑と工場の見学の後は、少し離れたところにある、
リネンの服や小物などを展示販売しているアンテナショップ、
ASABAN Shopさんにお邪魔しました。

ナチュラルな風合いの洋服やショール、靴下、
手袋、ナプキンなどなど、素敵な商品が並んでいました。
丁寧に作られた品物を大事にながく使う。
すばらしいことだと思います。

DSC_8789.jpg
とても手触りのいい、洋服やショールなど
DSC_8784.jpg
野菜袋。通気性がいいこの袋に入れれば冷蔵庫にいれなくても
野菜が長持ちします


今後の発展が楽しみな、亜麻関連のプロジェクト。
将来、兵庫県の代表的な農産物、生産品になっていくと
いいな、と思います。

●ASABANのウェブサイトはコチラです
●ASABANオンラインショップはコチラから

体に必要なオメガ3がたくさんとれる亜麻仁油
s_btl_flax250.jpg
●トラノイの亜麻仁油販売ページはコチラ

また、ぜひ遊びにいきたいASABANファクトリーとショップでした



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