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おしゃべりランチ

きままなお昼休みトークbyレンズ豆のスープ

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智頭町の『麻カフェかろり』 

 

鳥取県智頭町といえば、興味のある人にはピンとくる地名、
最近、大麻栽培免許を取得した人がいて、大麻草で町おこしをしようという町です。

6月にたまたま隣町の岡山県西粟倉村に行く機会があり、
智頭町に麻の実カフェをオープン予定の人とお会いしました。
その時はまだ開店準備中だったカフェに行ってみました。

古民家カフェ『麻カフェかロリ』。
智頭町で復活した麻の実を使った料理や飲み物を出しています。

かろり1


昔は日本全国で栽培され、繊維や食用、燃料、建築材料として、
生活に欠かせない作物だった大麻は、
戦後GHQの指導によりできた大麻取締法によって禁止され、
栽培も、単に所持することも難しくなっていました。

でも、大麻には禁止してしまうにはあまりに惜しい
利点がたくさんあるんです。

ものすごく強い繊維ができる。
栄養価の高い実や油がとれる。
よい炭が作れる…などなど。

「麻薬」というイメージが今でも根強い大麻ですが、
もともと栽培されていたものは覚醒成分THCを含まない種類。
そのTHC成分にしても、医薬品としての価値が近年見直されて、
海外でもどんどん合法化されています。

過去にイタリア産のヘンプシードオイル(麻の実油)を
販売していたこともあり、私自身ヘンプが大好き。
美味しい国産のヘンプシードオイルがたくさん作られるといいな〜。

今回は麻の実コーヒーと麻の実ミルク、
そして麻の実入りパンケーキをいただきました。

かろり3

写真 1

どれも美味しいけれど、麻の実ミルクは絶品!
ミルクというけれど、乳製品ではありません。
すりつぶした麻の実に水を加えて混ぜるだけ。
ほんの少し黒蜜をかけていただくのですが、なんだか体にじわ〜っとしみわたり、
体が喜んでいるような感じがしてくるんです!
(個人の感想ですが・笑)

智頭大麻の栽培状況をお聞きすると、
なんと昨年は栽培した麻の実の8割をカラスに食べられてしまったのだとか…
大変な苦労をされているようですね〜。

大麻の畑の見学コースもあるみたいなので、
次に来たら見学もしたいな。

麻栽培 八十八や

「麻カフェかろり」さんの特徴は、
麻の実と使った料理を出すことと
築100年以上の古民家を改築したお店だということ、
そしてもう一つが薪ストーブを使用していることなんです。

ストーブ

オーナーさんは智頭の森林の間伐材を利用したバイオマス燃料の
普及に取り組まれている方。薪ストーブの販売などもされています。

店内は古民家の囲炉裏の横に薪ストーブというふしぎ〜な雰囲気。
だけど居心地がよく、なんだかとっても癒されるのは、
麻の実の料理の効能なのか、
豊かな森林に囲まれたこの場所自体がもつヒーリング効果なのか…

たまたま近くを通りかかる、などということはなさそうな山の中ですが、
そしてとても分かりにく場所にひっそりとたたずむ古民家カフェですが、
ぜひ、わざわざでも行ってみてくださいね!

◎お店情報
麻カフェ かろり
鳥取県八頭郡智頭町福原294
0858-71-0655

category: 未分類

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鳥取砂丘! 

 

東京に住み続けていたならば、
目が向かなかったかもしれない県(ごめんなさい!)岡山県と鳥取県。
神戸に引っ越して来て始めて、

「あれ?鳥取砂丘行ったことないぞ」
「岡山県?すぐ隣だけど何にも知らない」

と気がつき、この夏、始めて鳥取砂丘に行ってみました。
砂丘2
*写真の後ろ姿は私のスレンダーなお友達。私ではありません(念のため)。


鳥取砂丘は砂以外とにかく何もないのがよろしい。
道路沿いにはお決まりの休憩所やお土産屋はあれど、
いったん砂丘に入ると、もう何もない。

砂だけはたくさんあって、思った以上に丘は小高く、
登るのには結構息が切れるけれど、他に何もないので
海の方を目指して、ひたすら丘を登っていくしかないのです。

砂丘4

真夏はもしかして、すご〜く暑くて上まで登るの諦める人もいるのでは?
でも頑張って砂丘の上まで登ったら、素晴らしい景色と
気持ちのいい海風のご褒美が待っていました。

開放的な景色。
地図の上では日本海は狭いイメージだけど、
やっぱり肉眼で眺める分には関係ないですね。ひろ〜い!

砂丘3

鳥取砂丘は、海中の砂が潮流で海岸線に運ばれ、
さらに海からの風が強いという自然の条件によって作られたそうですが、
なんだか日本ではないみたい。
らくだもいるし。(どこから連れてこられたのか・・・)

エジプトで見た風景を思い出す。
ライトアップされたスフィンクスを見ながらお酒を飲んだな〜。
何にも無いのがいい、と言っておきながら、
「ここにキリリと冷えた白ワインでも飲める店があれば…」
などと、ついつい思ってしまう私です。

実は砂丘に来る前に、食べたランチが美味しくて一同ご機嫌状態です。
腹ごなしの意味もあり、鳥取砂丘のポイントはうなぎのぼりなのでした。

ランチをいただいたお店はココ。鳥取市弥生町の『ペペネーロ』。
レトロな感じの外観ですが、素晴らしい料理でした。
有機無農薬野菜使用なのも、高得点。

ペペネーロ3
ペペネーロ2
ペペネーロ1

特にみんなが感激したのは、神戸産の桃と生ハムの冷製パスタ(写真真ん中)。
神戸はこうべではなく、鳥取市の地名で「かんど」と読みます。
鶏の煮込みもソースが絶品でした。

ペペネーロ

鳥取砂丘、少し暑さの和らいだ晩夏に行くのが正解かもしれません。

砂丘1


category: 関西おでかけ

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西粟倉村訪問【その3】油の研究室、アブラボさん訪問 

 


西粟倉の大林由佳さんの油のラボ、アブラボ(ablabo)を
見学させていただきました。

labo8.jpg

広いラボです。
搾油機、焙煎器、ガスコンロ、調理器具などが並んでいて
まさに調理・研究室です。

早速、作業開始。

慣れた手つきで白ごまを計量し、
ガスコンロの上の鍋で胡麻を煎ります。

いい香りがしてきました。
煎り時間が味の決め手です。
全ては、大林さんの匙加減。

labo1.jpg

煎った胡麻を日本製の電動搾油器にセットし、
圧力をかけて胡麻を絞ります。

labo3.jpg
搾油マシーン

じわじわ〜と胡麻油が滲み出してきました。

labo4.jpg

labo5.jpg

搾油が終わったら、
絞った胡麻油を丁寧に漉して瓶につめ、計量。

labo7.jpg

元の胡麻の分量のわずか25%の油しか絞りません。
これを大手メーカーはもっと高温で焙煎したり、
もっと圧力をかけ、最大60%くらいまで絞ったりするそうです。

イタリアの農園のオリーブオイル工場を見学した時も、
撹拌の時間のことを説明されました。
撹拌すればするほどたくさんの油が絞れるが、
その分味が落ちる。どこで撹拌を辞めるかは作り手の匙加減と。

今日の胡麻油は試作です。
胡麻を作られている農家さんからの依頼で、
持ち込まれたサンプルに近い味に仕上げるのがミッション。
そのために材料の胡麻を提供され、倉庫にたくさん!

オリジナルの菜種油も美味しいのを作られていますが、
今は、6次産業化を目指される農家さんからの
商品開発のお仕事のほうが多いとのことでした。

もちろん、いろいろ苦労もされていると思いますが、
でも、楽しそう!
本人が言うところの、油道一直線、羨ましいくらいです。

labo6.jpg
こんな感じで見学♪

ごま油を絞った後の搾りかすは、鶏のエサにするため
農家さんにお返しするそうですが、
まだ、十分油分を含んでいて香ばしく、良いにおい。
食べている鶏たちの羽はツヤツヤなんだとか。

labo9.jpg

絞りたての油の味は…香ばしさの中に、市販品にはないフレッシュさが
感じられて絶品でした。
「もう、完成しているのでは?」と思いましたが、
さらに極めていくのでしょうか?

農家さんが丹精込めて作った作物を丁寧に油にする。
なんてやりがいのある、すばらしいお仕事でしょう。

私もあと20歳若ければ、弟子入りしたい!!

私も、油のいい原材料を手に入れたら、
アブラボさんに油を作ってもらいたい。
いえ、本音は私も一緒に作りたい!

…と思ったアブラボ見学でした。

labo10.jpg

大林さん、忙しいところありがとうございました!

ablaboさんのHP

*今回、携帯の充電切れで写真が撮れず、
一緒に見学させてもらった名古屋大学大学院の高野雅夫先生の写真をお借りしました。
ありがとうございました!



category: 油の話

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西粟倉村訪問【その2】油密会 

 

awakura6.jpg
(写真)菜種油でマリネしてから焼いた鹿肉のグリル、バルサミコ・ソースかけ


西粟倉村の「あわくら温泉 元湯」にて
『油密会』を開いたのは、食用油のラボ、ablabo(アブラボ)の大林由佳さん。

奥の深い油の世界に魅せられて、菜種油作りの修行ののちに
ご自分のラボを西粟倉で開いた、愛称「油姫」さんです。

まだ20代半ば(推測)なのに、油で起業。
古民家を改修してラボを手作りしてしまう…すばらしい行動力に脱帽。

私は、まだ油の輸入販売をしていた数年前にサイトで大林さんの活動を知り、
一度お会いしたいと思っていたら、
神戸市内のイベント会場で偶然お会いできた、という関係。
つまり油関係ですね。

『油密会』は、

「佐賀からのワインとオリーブのソムリエさんが、
西宮からはオリーブオイルソムリエさんがくるので、
いい油で料理を作って油の話などします。来たい人は来て!」

…という、
ユルイけれど、ある意味特殊な集まりでした。


佐賀のソムリエさんとは…

東京のフォーシーズンズホテル椿山荘「イル・テアトロ」で
ソムリエをされていた鳥谷憲樹(とりやかずき)さん。
イタリアのアルト・アディジェで修行された後、
現在、佐賀にイタリア料理店を開店準備中。
ワインのソムリエであり、オリーブオイルのソムリエであり、
調理師でもある多才な若きオーナーソムリエさんです。

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西宮のソムリエさんとは…

宮林ゆかさん。
西宮を中心にオリーブオイルのテイスティングの会などで
活動されているオリーブオイルソムリエさんです。
今回はとてもめずらしい、種をとってから搾油したオリーブオイルを
持ってこられていました。
私、「しゃべりに夢中で食べそこねた〜」と言ったら
少しテイスティング用にわけてくださるそうです。
とても優しくて素敵な方です。

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右端が宮林さん。

その他のメンバーは、

西粟倉「森の学校」で働かれている方。
「子育てを西粟倉でしたかった」とおっしゃっていました。

大学卒業してIターンで「森の学校」に入られた方も。

元湯のオーナーご夫妻。

そして、オーナーのご主人がバイオマス研究された
名古屋大学大学院の環境学の高野先生。

隣町の鳥取県智頭町でやはり、バイオマスストーブや
ボイラーを扱われている、智頭石油の米井さん。

皆さんの話がおもしろ過ぎです!

あっという間に時間が経ってしまい、
お話できなかった方が何人もいたのが心残りですが、
とにかくユルい感じだけれど刺激的、という不思議な会でした。

で、アブラボさんと二人のソムリエさんが用意してくれた
お料理はこちら!!

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オイルでマリネしてから焼いた鹿肉のロースト、
猪肉のチョリソー、定番のバーニャカウダや白身魚のカルパッチョ。
菜種油などのブレンドオイルのアヒージョ、
良い油ブレンドで揚げたポテチ、ズッキーニのオイル炒めペパーミント風味。
イタリアの魚介鍋、カッチュッコ。ああ、あと思い出せない。
でも、どれも美味しかった。

やっぱり美味しい油をつかった料理は旨い!と確信。

鳥谷さんが用意してくれた、
鹿や猪といったジビエに合うワインもなかなか美味でした。

本当にすばらしかった油ナイト。
大林さん、皆様、ありがとうございました!!

「西粟倉村訪問【その1】あわくら温泉元湯 new!!」はコチラ→


category: 油の話

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西粟倉村訪問【その1】あわくら温泉元湯 

 


西粟倉村。
住所は岡山県ですが、岡山、兵庫、鳥取の3県が接する県境の小さな村です。

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市町村合併の波に抗って、
自立を守っている数少ない村のひとつなのだそうです。
(岡山県で自立している村は4つと聞きました)

自立を宣言したからには、独自に村の活性化を…と本気で考えた人達、
協力しようと集まった人達、噂を聞きつけた人達、
そんな人達によって、今じわじわと進化の真っ最中の村、
それが西粟倉村なのです。

そんな西粟倉で『油密会』をするというので、
嵐の中、車を走らせて行ってきました。
油密会の様子はコチラ→

密会場所の「あわくら温泉 元湯」はとても素敵な温泉宿です。

木がたくさん使われている内装は暖かみと清潔感があり、お洒落。
北欧のインテリアデザインのような感じがします。

メッセージが書かれた正面の大きな水色の黒板、
本棚には店主が集めた閲覧可能な本。
棚には間伐材を試用したグッズが可愛らしくならんでいます。
開放的なキッチン。子供に目が届くキッズスペース。
中央には薪ストーブ…

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西粟倉村の自立のキーワードは『木の利用』。

この村の経済立て直しの主役は豊富な森林資源です。
役場が個人所有の森をあずかって管理。
間伐材を建材や家具を作ったり、
薪やバイオマスでエネルギーを供給する事業が始まりました。
『百年の森林事業』というのだそうです。

「あわくら温泉 元湯」は、その象徴のような宿です。
それもそのはず。
この宿は、バイオマス研究をされてきて、
薪材でエネルギー供給するサービスを手掛ける
井筒さんと奥様が営まれている宿なのです。

ただ、使うだけなら森林資源は有限。
井筒さんの考えは、
「必要以上に伐らずに木材を段階的に利用することで
山を維持していく」ということ。
「自伐型林業」というのだそうです。
雑誌のインタビューでご本人も言っていたとおり、
農業にも似ています。

今の西粟倉を感じるのには、このお宿に泊めてもらうのが
いいのではないでしょうか?
カフェやお風呂だけの利用も可です。
カフェラテや焼き菓子、生ビールやワインもあります。
授乳室やトイレのベビーキープまであって、
お子様連れにもすごーく優しいお宿です。

濃い緑、澄んだ空気。
そこにいるだけで、山に抱かれているような安心感。
夏はキャンプ、冬はスキーなども楽しめる西粟倉。
もう少し時期が早ければ、蛍も見られるそうです。

今回は個室が一杯で他の宿に宿泊したのですが、
次回は是非、泊まってみたいです。

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「あわくら温泉 元湯」のHP

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お土産:間伐材で作った割り箸。




category: 関西おでかけ

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